6歳(小1):体操のレッスンの見学
次男が通う体操レッスンを見学するのが面白い。
子どもたちの動きを見ているのが飽きないのだ。
協調運動の男女差
小学校低学年の体操レッスンを見ていると、女児は男児より協調運動が優れているのがよく分かる。
たとえば縄跳び。
縄跳びに関しては幼児から低学年まで断然、女児のほうが上手(もちろん個人差はある)。
対照的に、男児は小学校低学年でも大縄跳びがうまくできない子が多い。
次にあやとり。小学校入学前の年長組ではあやとり遊びがきまって流行る。
あやとりが苦手な男児は多い。
小学校低学年の時点では、体の協調性については男児は女児に大きく遅れをとっている。
体操レッスンを見ていると、運動神経が優れた女児の動きはなめらかでリズム感が良く動きに無駄がないことに感動する。
とはいえ、小4・小5と高学年になるにつれて男子の身のこなしのぎこちなさは減ってくる。
言語能力の男女差
言語能力の男女差も協調運動と同じだ。
個人差はあるけれども、言語能力の男女差は平均して小1の時点で少なくとも3学年くらい差があるように思える。
言語能力の男女差がある程度縮まるのは、高校・大学まで待たねばなるまい。
男児に劣等感をもたせたくない
要するに、小学校入学前後の男児はいろいろな面で女児よりも大きく出遅れているのだ。
この遅れは意外に長い間にわたって続く。
女子は総じて器用だから、これからは女性がもっともっと活躍する時代になるだろう。
そうなると、男性の活躍できる場は限られてくる。
そんななかで、女子に劣等感を持たずに男子が成長するにはどうしたらよいのだろうか。
悩ましい。