PTAに関わりたくない理由

長いことPTAに関わっていると、やっぱり「PTAって嫌だな」と再認識させられることがある。

その筆頭は皆さんお馴染みの「役員決め」だ。

役員が決まるまで、保護者はみんな下を向いて黙っている。

 

役員の立候補者がいない場合はたいてい、最後にはくじびきで役員を決めることになる。

運悪くくじびきで役員が当たってしまっても、「正当な理由があれば」役員を免除してもらえる。

 

くじ引きで当たった役員を辞退するために、ほかの保護者が大勢いる前で、役員を引き受けられない理由=「うつ病を患っているのでできません」・「シングルマザーで昼間仕事をしていて休みが取れません」と答えさせられた保護者もいた。

それを聞いているのは本当にキツイ、本当に嫌な気分になる。

みんなの前で精神疾患を公表したり、自らがシングルマザーだと公表しなければ、役員を免除にならないのか。

そこまでしてまで、PTAの役員をやる必要があるのか。

 

PTA会長を経験すると、学校評議員になったりと、その後も何かと自治体絡みの役職に就くことが多い。

まるで、学校の周りがPTA会長経験者で取り囲まれて監視されているようだ。

 

その結果、誰かが今までと違ったことをしようとすると、現・旧PTA役員からクレームが来る。

これが、PTAが変われない原因のひとつだ。