仮想通貨も相続財産なのだ

私の母はデイサービスに通っている。

介護について詳しくない人のために説明すると、「デイサービス」というのは通所の介護施設で、身体機能の維持回復を図るために高齢者が通うところだ。

デイサービスには色々な経歴を持つ高齢者が通ってくる。

デイサービスに通ってくる高齢者の話を母から聞くのが本当に面白い。

普段は出会えないような経歴の高齢者がデイサービスに来ていたりする。

 

死後に仮想通貨取引が判明

先日は「息子が亡くなった」という高齢者の話を聞いた。

息子が亡くなった後に相続手続きをしていたら、なんと、亡くなった息子がビットコインで数億稼いでいたことが判明したそうだ。

息子がビットコインに精を出していることは、親である高齢者はまったく知らなかったとのこと。

亡くなった息子はきちんとした本業を持っていたそうだ。副業(趣味)としてビットコインをやっていたらしい。

副業で億単位稼げるなんて、すごいことだ。

本当、世の中にはいろんな人がいるものだ。

ちなみに、ビットコインなどの仮想通貨も相続財産になるらしい。

ただ、パスワードが分からない・仮想通貨を相続しても取引方法が分からない等の問題が今後、多発しそうではある。

果たして、故人が仮想通貨通引をしていたのが死後に判明した場合、どのような相続手続きをするのだろうか。

それ以前に、パスワードも分からないのに、故人が仮想通貨取引をしていたことが、どういう経緯で判明したのだろう?

謎である。