5歳:次男を可愛がってくれる人

5歳になる次男の2人の祖母(私の母・主人の母)は今も健在だ。

一方、次男の2人の祖父(私の父・主人の父)は両方ともすでに他界している。

次男には近い年のいとこがいない。だから次男はいとこと遊んだ経験がない。次男は今まで自分より年長者に囲まれて成長してきた。

次男のいとこはみんな次男より年上だ。年上のいとこたちはもう中学生や高校生になっていて勉強や部活に忙しい。

今のところ次男を目に入れても痛くないほど可愛がってくれるのは、わたしと主人・長男・2人の祖母だけだ。

もちろん次男が通う園の先生方は次男を可愛がってくださる。

でも園の先生は「みんなの先生」であって、次男だけを特別に可愛がってくれるわけではない。当たり前のことだ。

コロナ禍が追い討ちをかけるように、次男は今まで人との出会いが少なかった。

それに加えて、我々家族は良くも悪くも家庭内で世界が完結している。

時間がかかってもいいから、次男を気にかけてくれる人をひとりでもいいから見つけるのが、これからの私のミッションだ。

そう考えると、進学先の小学校は先生の異動が多い公立ではなく、私学を選ぼうかという気持ちになったこともある。通学時間の長さを考えて今は私学をあきらめた。

そして、こどもの頃から長く続けられる趣味を次男には持ってほしい。

自分で決めたがる次男なので、長く続けられる趣味を自分で見つけてくると期待している。