小学校:学習内容が多すぎる!
小2次男は公立小学校に通っている。
今の小学校はとにかく「学習の内容が多すぎる」。
従来のオーソドックスな国語・算数の授業に加えて「調べ学習」があるのだ。
率直に言って「カリキュラム・オーバーロード」だと思う。
次男は「宿題が多すぎる」といつもこぼしている。
オーソドックスな漢字の書き取り・算数の計算の宿題に加えて「調べ学習」や「読書感想文」や「作文」や「日記」の宿題が出る。
実は次男は算数が好きで得意科目だし、漢字の書き取りもそれなりにこなしている。
そんな次男でも「宿題が多い」とこぼすのだから、算数の計算や漢字の書き取りが苦手なこどもたちにとって現状の過密な学習内容はかなりの負担だろう。
「授業についていけないのは本人の能力の問題」だと判断して、安易に特別支援につなげてはいまいか。
小学校低学年は昔はもっとゆったりとしたカリキュラムだったはずだ。
「学習内容が多いと批判するならば、保護者も習い事させ過ぎだ」という声が聞こえてきそうだ。
けれども、学校の水泳授業が減ってしまい、学校の授業だけでは泳げるようにならない状態になってしまった。だから我が家はこどもたちをスイミングに通わせている。
音楽も同様だ。
昔は学校の授業だけで楽譜がある程度読めるようになったのに、今では音符を読む機会が減っている。だから我が家はこどもたちをピアノ教室に通わせている。
水泳授業を減らした分、音楽の授業で音符を読まなくなった分、学校では代わりに何を教えているのだろうか。