高齢育児は大変か
高齢育児中の私。
ふだんは自分から積極的に年齢を同級生ママに伝えることはしない。
だから「高齢育児は大変?」と人から聞かれることはない。
誰もが私のことを「歳をくった高齢ママ」だと思っているのだろう。
けれども皆さん気を遣ってくれて、敢えてそこにツッコんでくる人はいない。
高齢育児は大変か?
自分自身を振り返ってみて「高齢育児は大変か」というと、普段はそんなに大変ではない。
気を張って・見栄を張って「年を取ってからの育児はそんなに大変じゃない」と言っているのではない。
私は20代で出産していない。
長男も高齢出産だった。
だから若い頃に妊娠出産・子育てすることがいかに楽(らく)かを身をもって体験していない。
それに長男はお勤めしながらの子育てだったので、それに比べれば、年齢を重ねていても次男の子育てはかなり楽だ。
高齢育児で何が大変かというと
それでも「高齢育児で大変なことはない」というのは嘘だ。
高齢育児で一番大変なことは、なんと言っても「体調が悪いときに育児すること」だ。
これが本当、一番ツライ。
次男出産時に仕事をいったん止めたのはそのせいもある。
子どもに風邪をうつされて体調が悪いときに、無理を押し通して仕事をきちんと続けていく自信がなかった。
だから次男出産時に仕事をいったん止めた。
育児している・していないに関わらず、歳をとると、風邪をひいたりインフルエンザにかかったりすると、回復するのに時間がかかる。
若い時みたいに、風邪をひいても一晩寝れば回復する、というふうにはいかない。
ベテランのプロスポーツ選手が負傷をすると回復が遅くなるのと同じだ。
この歳になると、風邪をひいたりインフルエンザになると、頭痛がしたり、目の奥の神経がヒリヒリと痛んだりする。
神経の奥に潜んでいるウイルスが暴れているような感じになる。
普段体調が良いときは問題ない。
けれども、体調が悪いときに乳幼児の相手をするのは本当にツライ。
回復すればまた元通りに子どもの相手ができるようにはなる。
けれども、体調が戻るまでの間、ヒーヒー言いながら子どもの相手をしている。
子どもがいなければ体力を消耗しないからこんなに疲れないだろうな、とは思う。