子どもはいつも個別対応
確か佐々木正美先生の本だったと思う。
「きょうだい(子どもの数)が多くても、親が子どもひとりひとりに対応する時間を作ってあげることが大切だ」と書かれていた。
「子どもはいつも個別対応」が必要だということだ。
我が家のように子どもが2人であれば、親の取り合いはそれほどではない。
けれども、子どもが3人・4人と増えてくると、親がきちんと意識していないと、子どもひとりひとりに対応する時間がとれなくなるようだ。
知り合いは子どもが3人いる。
彼女ら親子を見ていると、しょっちゅう、こどもの誰かがブンむくれてどこかに行ってしまう。
それをママが追いかけて行って個別対応する、ということを繰り返している。
「大好きなママを独り占めしたい・一番たくさんの愛情を自分にかけてもらいたい」
けれども、ほかのきょうだいがいるとそれができない。
だからブンむくれてどこかに行ってしまいたい気持ちはとてもよく分かる。
けれども、そんなことを繰り返しているうちに、中学生になる頃には親から離れていってしまうのだ。