2022年9月7日(水)徹子の部屋(ゲスト:和田秀樹)を見て思ったこと
2022年9月7日(水)の徹子の部屋のゲストは、精神科医の和田秀樹(以下登場人物は敬称略)だった。
少し前の放映だが、印象に残っている回だったので今回取り上げた。
番組ではまず、黒柳徹子が和田秀樹のことを「長年、高齢者専門の医療に従事してきた先生」と紹介していた。最近も「80歳の壁」という本を出版してベストセラーになっているらしい。
和田秀樹という人はいったい、いつから「高齢者専門の精神科医」になったのだろうか。
和田秀樹という人は、灘中・灘高から東大医学部に進学し、受験勉強に関する本をたくさん出版していた人ではなかったか。それがいつの間にか「高齢者専門の精神科医」になっていた。
黒柳徹子は和田秀樹の経歴を詳しく知らなかったんだろう。
確かに番組では高齢者にとって有益な情報がたくさん提供された。
高齢者の心構えとして「できないことを嘆くよりも、できることをやる」みたいな話をしていた。
母はこの番組を観て、なるほどそうか・参考になったと話していた。
後日談として、母が放送の翌日にバスに乗ったら、高齢のご婦人二人連れが話をしていて、徹子の部屋に出演した和田秀樹について「とてもためになることを言っていた」と高く評価をしていたのを聞いたそうだ。高齢者の心に響くような話だったのだろう。
ところで「高齢者専門の精神科医」というのは、いったいどういうことをするのだろう。
高齢者は持病があって服薬している人がほとんどだから、精神科治療と言っても安易に投薬できないだろう。とすれば、高齢者専門の精神科医による高齢者への診察は基本的に「高齢者の話を聞くこと」が中心なのだろうか。