幼稚園難民

幼稚園難民とは

幼稚園難民とはズバリ、幼稚園受験に落ちて、どこかの幼稚園の空きを待っている状態のこと。

幼稚園の空きが出なければ、

(1)幼稚園の2年保育枠で入園する

(2)空きがある保育園に入園する

(3)就学まで家庭で過ごす

と、主に3つの選択肢がある。

わたしが住む町では、待機児童で保育園に入れないのが原因で、保育園に入れなかった子どもが幼稚園に流れることもあり、ここ数年幼稚園に入るのが結構難しい。

もしかしたら我が家の次男も幼稚園難民になるのでは?と心配している。

 

我が家の場合

我が家の次男は人見知り・場所見知りだ。

幼稚園のプレ保育では幼稚園の先生に対して仏頂面だったりして、幼稚園受けがとっても悪い。

今秋、幼稚園を複数受ける予定ではいる。

けれども次男が面接で「名前を言えない」こともあり得る。

そうなると、幼稚園受験は全滅になることもあり得る。

もちろん、次男は自分の名前は分かっているし、家では自分の名前をきちんと言える。

 

幼稚園の2年保育枠で入園する

あともう1年、家庭で保育してから幼稚園に入園するという選択肢もある。

ただ、正直、2年保育を選択するのは金銭的にも体力的にも厳しい。

今から2年弱、家庭で保育するかと思うと気が遠くなる。

現状、次男は「幼稚園に行きたくない」と言っている。

2年保育にすれば、しばらくは家庭で過ごるから次男は嬉しいかもしれない。

わたしが住む町では児童館のプログラムが魅力的ではない。

2歳児は児童館であまり見かけない。

2歳児はたいていプレ保育か習い事に通っている。

2年保育で幼稚園に入園するならば、幼稚園に入園するまでの間、たとえば「週3回×午前中に英語プリスクールに通う」という選択肢もある。

ただ英語プリスクールの料金は幼稚園に比べてかなり高額だから金銭的負担が大きすぎる。

 

空きがある保育園に入園する

我々が住む自治体でも4歳児5歳児で保育園の空きが出るようになってきた。

けれども、空きが出ている保育園はどれも新設保育園ばかりだ。

都内にある新設保育園では、保育士が頻繁に辞めるのが当たり前になっている。

敏感な性格の子どもにとって、保育士がコロコロ変わると保育士との間に愛着関係が成立しにくく、保育園になかなかなじめないかもしれない。

我が家の次男のような敏感なタイプを新設保育園にブチ込めば、かなり高い確率で登園拒否を起こすだろう。

だからこの案は却下。

0歳児枠・1歳児枠・2歳児枠では保育園に入れなかった。

仕事を辞めてきちんとした環境の幼稚園に入りたいのに、幼稚園には入れずに新設保育園しか行き先がないなんて、どんだけ罰ゲームなのだろう。

 

就学まで家庭で過ごす

思い切って小学校入学まで家庭で過ごすという方法もある。

昔は小学校入学まで家庭で過ごす子どももいた。

幼稚園や保育園に行かずに小学校に入学する子どもは、戦後しばらくの間はたくさんいた。

そういえば、私の父・叔父・叔母も幼稚園に通わず小学校に入学した。

タモリは幼稚園に行かずに小学校に入学したと以前テレビ番組で話していた。

ただ、それは今から70年以上前の話だ。

最近は100%に近い子どもが園に通っている。

小学校入学まで家庭で過ごすのは今は相当レアケースだ。

次男が自分から「幼稚園に通ってみたい」と言い出すまで待つ、という方法もある。

かなり思い切った方法だ。

4歳過ぎれば幼稚園に通ってみたいと次男が自分から言い出すかもしれない。

ともかく次男が通う幼稚園が早く決まるといいなと思う。