同じ自由保育でも
我が家から自転車で通える範囲にあるキリスト教(プロテスタント系)の教会幼稚園は、ざっと数えただけで6つほどある。
他区の園まで入っているけれど、結構多い。
昔はもっとあったと思う。
けれども、少子化でかなり前にだいぶなくなってしまったみたいだ。
人口が多い東京都内だからか、キリスト教の幼稚園に限らず、 3歳まで家庭で育っている子どもの数がまだそれなりに多いようで、まだまだ潰れずに頑張っている幼稚園も多い。
もちろん、我が家のように保育園に入れずやむなく幼稚園に入園するという家庭も多いとは思う。
自由保育
我が家のご近所に限れば、プロテスタント系幼稚園は自由保育ばかりである。
児童発達心理学という学問はもともと西洋で発展したものだろうから、キリスト教と自由保育との相性が良いからだろうか。
しかし、自由保育主体の幼稚園だと謳っていても実際は、
・習い事系のレッスンが一切ない園
・習い事はリトミックと英語のレッスンだけある園
・英語だけでなく、体育指導や文字の指導がある、お勉強に熱心な園
と色々違うのが面白い。
どの園を選ぶかはまさに各家庭の好みによるのだろう。
保護者のお手伝いは様々
ただ、同じプロテスタント系の教会幼稚園でも、保護者のお手伝いの度合いがだいぶ違う。
プロテスタント系幼稚園に限らず「あそこは保護者のお手伝いが大変」と言われている幼稚園でも「大変」の度合いが園によってだいぶ違う。
巷では「お手伝いが多い」と言われていても、実際に「保護者は基本的に行事全員参加」という負担が重い園から、「分担されたお手伝いだけをやればよく、すべての行事に保護者が参加する必要はない」という負担がわりと少ない園まで様々だ。
もっと言えば「保護者のお手伝いは基本的に必要ない」という園すらある。
教会幼稚園というと、バザーの準備にかかる保護者の負担が重いとよく言われている。
一方、理由はよく分からないけれども、最近になってバザーの規模を縮小した教会幼稚園もある。
幼稚園に子どもを預けながら母親が働く家庭が増えているから、母親の負担が重いバザーは止めようという園側の配慮なのだろうか。
とにかく「お手伝いが大変」といっても、実際はどのくらい大変なのかはだいぶ幅があるのが普通だ。
幼活をする際は「お手伝いが大変」という前評判が本当かどうか・どの程度大変なのかをきちんと見極めることをおすすめする。