小学生とスマホ
この前、学校帰りでランドセルをしょった小学校低学年の女の子が道路を歩いてみた。
歩き方が変だったのでよく見たら、ガラケーを持ってメールを書きながら道路を歩いていた。
同じ日、今度は、同じく学校帰りの小学校低学年の男の子2人がスマホでラインのやりとりをしていた。
私からすると、小学生低学年の子どもが携帯でメールをやりとりしたり、スマホでラインのやりとりをするなんて信じらない。
そう思ってしまう私は相当、時代錯誤の人間なのだろう。
今の小学生は携帯やスマホを使って子どもたち同士でやりとりをするのが当たり前だ。
生まれたときから親がスマホを使っていた世代
よくよく考えると、今の小学校低学年の子どもたちは、生まれたときから親がスマホを持っていた世代だ。
対照的に、今の小学校低学年の子どもたちが生まれた頃は、スマホの普及率がまだそれほど高くなかった。
今の小学校高学年の世代と小学校低学年の世代とでは、日常生活におけるスマホの存在感が違うかもしれない。
つい3,4年前は「スマホは高校生になってから」と考える保護者が過半数を超えていた。
けれども最近は「スマホは中学生になってから」と考える保護者が主流だ。
もっと言うと「小学生にもスマホを持たせるのが当たり前」になってきている。
次男が小学校に入学する頃には「スマホを携帯している小学生」が主流になっているのかもしれない。
小学生にはスマホよりも今しかできないことをやってほしいと思う私はすっかり化石世代の人間なのだろう。