ピタゴラスプレートとマグフォーマーを比較する(磁石おもちゃ)
わが家には、ピタゴラスプレートとマグフォーマーという2つのおもちゃがある。
どちらも磁石を使ったおもちゃで、磁石が内蔵されているパーツを組み合わせて立体を作るおもちゃだ。
わが子たちが遊んだ頻度を考慮すると、個人的にはピタゴラスプレートに軍配を上げる。
ピタゴラスプレート
ピタゴラスプレートは日本製立体パズルの金字塔だ。
ピタゴラスプレートは発売以来、30年以上売れ続けている。
親子二代でピタゴラスプレートで遊んでいるという方も多い。
ピタゴラスプレートのパーツは正方形・正三角形・二等辺三角形・直角二等辺三角形を基本として、シリーズによっては長方形や正五角形などもある。
図形の辺に磁石がついていて、異なるパーツが磁石でピタリとくっつく。
複数の図形を組み合わせて別の図形や立体を作る醍醐味がある。
ピタゴラスプレートは磁石がプラスチックの板に嵌め込まれている。プラスチック製の板の形状により「正方形」・「正三角形」といった形がはっきりと認識できる。
マグフォーマーと比較してパーツ(図形)そのものの形をしっかり認識できる点がピタゴラスプレートの良いところだと思う。
ピタゴラスプレートの透明のパーツは透けて見えてステンドグラスみたいで見た目も美しい。
綺麗なのでわたしは透明のパーツが好きだ。
ピタゴラスプレートの欠点を強いてあげると、パーツがプラスチック製の板でできているから、落としたり投げたりすると割れる可能性がある。
小さな子はふざけてパーツを投げることがよくある。ピタゴラスプレートのパーツを投げて硬い床にあたると角が割れて欠けることがあるし、ピタゴラスプレートのパーツは硬いので、投げたのが当たると痛い。
マグフォーマー
マグフォーマーは韓国発の磁石おもちゃ。
ボーネルランドで入手可能。
マグフォーマーもピタゴラスプレートも、プレート状の磁石おもちゃである点は同じ。
マグフォーマーがピタゴラスプレートと違うのは、マグフォーマーのプレートは図形の「辺」で構成されている点。
マグフォーマーのプレートは辺だけで構成されているので、プレートを複数繋げると網目状の立体が完成する。
一方、ピタゴラスプレートはプラスチック製プレートからなる「面」で構成されているので、プレートを繋げると面でふさがれた立体が完成する。
マグフォーマーの良いところは、柔らかめの樹脂の素材でできている点だ。
マグフォーマーはピタゴラスプレートより柔らかい素材でできているので、こどもがふざけてマグフォーマーを投げても、割れにくいし、他人にぶつかっても大きなけがになりにくい。
最近マグフォーマーが置いてある保育園をよく見かけるのは、事故につながりにくいせいからだと思う。
ピタゴラスプレートとマグフォーマー、どちらが好みかは人それぞれだろう。
どちらも長く遊べるコスパが良いおもちゃだと思う。