大人ピアノ:バッハ・インベンションを弾き始める
ぼちぼち3年続けた大人ピアノ。
ようやく、憧れ…憧れのバッハ・インベンションに突入である。
ああ、やっと、インベンションまで到達した。。。素直に「嬉しい」。
バッハのインベンションを実際に弾き始めてみたところ、なんとまあ面白くて仕方がない。
インベンションに関する分析が世の中に山ほど存在するのもよく分かる。
今はインベンションの最初の曲、第1番(ハ長調)を練習している。
バッハのインベンション第1番、この曲は止められない。中毒性がある。
最近は一日中、インベンション第1番が頭の中を響き渡っている感じ。
そんな状態になるほど、このインベンション第1番は名曲なのだ。
過去の偉大なクラシックの作曲家のみならず、ジャズやポップス、ロック分野のピアニストの多くが通ってきた道、それがバッハのインベンションである。
彼らが作り出した曲の源にあるのがこのインベンションなのだ。
だからこそ、インベンション第1番を聞くと、なぜか懐かしさすら覚える。
インベンションは言うまでもなく2声のポリフォニーだが、やはり、しっかり練習を積まないとインベンションを弾けない。難しい。
それでもチャレンジのし甲斐がある。
目の前に立ちはだかる高い山(=インベンション)を数年かけて征服するのが私の次の目標だ。
大人が練習するバッハ・インベンションに関して、ネットからとれる情報はそれほど多くない。
そんな中で坂上酔狂さんのブログ「ゼロからでもピアノは弾ける」にはいつもお世話になっている。
坂上酔狂さんは、大人初心者からピアノを始めて、バッハのインベンション・シンフォニア・平均律を練習されてきた。
ところで、ピアノ講師の「大人の生徒さんへの指導方針」は二つに大別されると思う。
・大人が弾きたい曲を弾けるようにする方針(→子どものピアノレッスンとは異なる教え方)
・基本的にこどものピアノレッスンと同じ教え方で教える方針
実際のところは、前者=大人の生徒には「弾きたい曲を練習する」というスタンスの先生が多いと思う。
大人は仕事その他もろもろで忙しく練習時間がとれない。
しかも、わたしのように50代の生徒は老い先短い(笑)。
こどものレッスンみたいにハノンとかチェルニーとかの練習に時間を費やすのならば、指が動くうちに弾きたい曲を弾いてレパートリーを1曲でも多く増やした方がピアノを楽しめると話す先生もいらっしゃる。確かに、この考え方も一理ある。
そういう先生の場合、しっかりとした練習が必要なインベンションみたいな曲集はすすめてこない。
その一方で、大人の生徒に対してもこどもと基本的に同じ内容でレッスンを進める先生もいらっしゃる。
しっかりとレッスンを積めば、弾きたい曲も直ぐに弾けるようになるからだ。王道のレッスンを積む方が「急がば回れ」で弾きたい曲もすんなり弾けるようになる。確かに、この考え方も一理ある。
わたしが長年ご指導を賜っている先生はこちらのタイプだ。
だからこそ、わたしはバッハ・インベンションをやることになった。
先生の方針がたまたま、私が望む方向性にマッチしていたのが幸いだった。
還暦を迎えるまでに、インベンションとシンフォニアの両方を修了したいと思っている。
指が動くうちにインベンションとシンフォニアが弾けるようになったら嬉しい。