高校生になってまで保護者LINEグループがあるのか

最近、コンビニでコピーをしていたら、ある高校の部活動の保護者会のお知らせが置き忘れてあった。

保護者のどなたかがコピーをしたときに置き忘れていったらしい。

失敬ながら置き忘れてあったお知らせをチラ見すると、部活の保護者同士がLINEグループで連絡を取り合っていると書いてあった。

中高の部活動ではLINEグループで保護者が連絡を取り合うと聞いていたが、やはり本当だったのだ。

 

部活だけではない。

同じクラスの保護者間でLINEグループを作ることが少しずつ増えていると感じる。

PTA活動のためにLINEグループを作るならば分かるが、中学・高校になってもクラス保護者LINEグループを作るのか!と驚いた。

 

中学生高校生になると子どもは思春期に入り、親とあまり話さなくなる。

息子(娘)が何も言わず提出物や遠足の持ち物が分からないときは、保護者LINEグループ経由でほかの保護者に確認することができる。

実際、高校生の子のクラスで保護者LINEグループを作っている人に話を聞いたことがあるが、クラスで保護者LINEグループがあると提出物や持ち物が分かって「とても便利」なのだそうだ。

母親とロクに話さなくなる男子は多いから、特に男子校では保護者LINEグループは大いに活用されているらしい。

 

この話を聞いて、ある都立中高一貫校を見学したときに感じた「保護者(母親)同士の和気あいあい感」は、こういう保護者LINEグループのネットワークが大いに貢献しているのだろうな、と思った。

ただ、小学生(百歩譲って中学生)ならばまだ分かるが、子どもが高校生になっても子を飛び越してLINEグループで親同士が連絡を取り合うのは、個人的にはちょっと勘弁してほしい。

PTA活動でLINEグループを何度か使った経験からいうと、保護者LINEグループはトラブルの元になりやすいから、できるだけ使いたくないのだ。