10年後の中学受験

小学校での英語必修化の波が中学受験にも押し寄せているようだ。

次男は10年後に中学受験の時期を迎える。

次男、今はまだ小さい。

中学受験するかどうか、今の段階では本人の意思もない。

能天気で明るい長男とは対照的に、
慎重で熟考タイプの次男が「公立中学は嫌だ」と言い出す可能性は多分にあるだろう。

 

中1ギャップ

「中1ギャップ」という言葉がある。

自分が中学生だった頃を思い出すと、いじめなどはなくとも、
「中学校の雰囲気が合わない」
「中学校にはなんとなく通いたくない」
中学生はある程度いるに決まっている。

不登校は悪くない。

学校という制度に合わないだけだ。

学校が時代の変化にマッチしていないのだ。

だから、学校に行けなくても自分を責めないでほしい。

経済的な観点で言えば、公立中学に進んでもらったほうが親は助かる。

でも、公立中学の雰囲気を嫌って、次男本人が中学受験を希望する可能性は大いにあるだろう。

次男が公立中学に進学したら、繊細な次男は周囲から浮くような気もする。

 

英語を中学受験の正式教科に加えるのか?

次男が中学受験をする頃に
「英語を中学受験の正式教科に加える私立中学はどの程度出てくるのか」
が気になる。

中学受験で4科目を勉強するだけでも大変だと思うのだけれど、さらに英語が加わるのだろうか?

別の記事(小学校英語必修化が未就学児に及ぼしている影響)でも書いたように、
最近は幼児期の習い事からしてすでに英語!英語!だ。

次男には就学前にできるだけ遊びこんでほしい。

そして、まず、英語よりも日本語をきちんと身に着けてほしい。

そう思う反面、
「小さい頃から英語に親しむ」経験がなかった親世代の教育とは違うからといって、幼児期の英語教育を頭から否定するのも良くないと思う

3年保育の場合、幼稚園に入園した時点で小学校入学まで3年しかない。

2年保育を選べば小学校入学までたった2年だ。

あと3年も経つとランドセルをしょっているかと思うと、乳児の頃に保育園に入園するのと違って、幼稚園生活などあっという間だ。

 

小さい頃から英語を習っていると何が有利なのか?

小さい頃から英語を習っていると何が有利なのかを考えると
「スピーキング」
に尽きるのだろうか。

リスニングはある程度年齢がいっても努力すれば見につく。

けれども、発音はどうしても、若い頃に英語を話していたことがある人にかなわない。

とはいえ、良い発音を身につける「だけ」のために、高いお金を払って幼児の頃から英語レッスンに通わせたいと思えない。