出産する病院として日赤を選んだ理由
このブログで何度も書いている通り、私は2016年に次男を東京広尾の日赤(日本赤十字社医療センター)で出産した。
次男を出産する病院として私が日赤を選んだ理由をまとめてみた。
出産する病院として日赤を選んだ理由
出産する病院として私が広尾日赤を選んだ理由は以下の通りだ。
・NICU(新生児集中治療室)を備えていたこと
・授乳指導が徹底していたこと
・可能な限り普通分娩を行うという姿勢
・病院を建て替えてから日が浅く、病室がキレイであること
・設備とマンパワーが整っていること
NICUについて
転院前に通っていた総合病院の医師から「かなり高い確率で早産になるだろうからNICUのある病院に転院してほしい」と言われていた。
日赤はNICUを備えているので願ったり叶ったりだった。
ただ、実際は早産ではなかったしNICUのお世話になることはなかった。
可能な限り普通分娩するという姿勢
日赤は、リスクがない限りは普通分娩するという姿勢だ。
たとえば、過去に子宮筋腫核出した場合など、ほかの病院では当初から予定帝王切開になる可能性が高いケースでも、状態が良ければ普通分娩になることもある。
ただ、あくまでもケースバイケースだ。
私の場合、子宮頸部に巨大な子宮筋腫があったので、予定帝王切開の可能性が高いと主治医から言われていた。
とはいえ、日赤に通院しているからといってすべてのケースで無条件に普通分娩が推奨されるわけではない。
私のようなハイリスク妊婦は予定帝王切開の可能性が高いと最初から告げられる。
「もしかしたら自然分娩できるかも」という勝手な希望
といいつつ「子宮筋腫の位置が上にずれて自然分娩になるかもしれない」という勝手でかすかな可能性に私は望みをかけていた。
主治医は、自然分娩など絶対に無理だと思っていたはずだ。
私の妊娠経過はとても良好だった。
だから、できれば自然分娩したいという私の思いをくんでくれて、日赤ではぎりぎりまで予定帝王切開の日を決めるのを待ってもらった。
この点に私は感謝している。
もし大学病院で出産することになっていたら、予定帝王切開の日を早々に決められ、わりと早い段階(たとえば妊娠37週)で予定帝王切開になっただろう。
そう思うと、出産する病院として日赤を選んでよかったと思う。
努力は無駄にならない
「もしかしたら自然分娩になるかも」という淡い期待のもと、私は体調を整えるために、毎日歩いたり・食事に気を使ったり・体重が増えすぎないように努めた。
けれども結果的にやっぱり帝王切開になった。
だが、体調管理に気を遣う努力は無駄にならなかったと思う。
体調管理に気を遣っていたおかげか、産後貧血にならず、産後の肥立ちも良かった。
それに、おかげさまで産後体力不足になることもなく今まで生活してこれた。
妊娠中の体調管理は出産時だけでなく、産後にその成果が出るのかもしれない。