日赤医療センターでのお産について
私が日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区)で次男を出産したのが2016年。
出産から3年以上が経とうとしている。
月日が経つのは早いものだ。
日赤に転院した理由
通称「日赤」でのお産を選んだのは、当時通院していた総合病院の担当医から、NICUがある施設への転院を勧められたためだ。
そして、私はできれば「NICUがあってかつ大学病院でない施設で出産したかった」のだ。
私の住んでいる地域では、NICUがあって大学病院ではない病院は限られている。
事実上、日赤か国立成育医療センターかの2択だった。
とはいえ、選択肢があるだけでとても有難いことだ。
最終的には家からの近さから日赤のほうを選んだ。
それだけでなく、親戚からも、当時通っていた鍼灸師の先生からも日赤をすすめられた。
総合病院で転院を勧められる
私は超高齢出産だったのに加えて巨大子宮筋腫持ちだった。
そのせいで、当時通っていた総合病院の医師から転院を迫られた。
当時通っていた総合病院の産婦人科部長は、このままその総合病院で妊婦検診してお産をしてもよいとの見解だった。
けれども、総合病院の担当医は私を受け入れることに大反対だった。
彼女は、一刻も早く私に転院してもらいたいようにみえた。
彼女は私に「近隣の大学病院であればどこでも希望する病院に紹介する」と言った。
けれども、私は間違いなく今回が最後のお産になるだろうから「できるだけ希望を叶えてくれる病院で出産したい」と担当医に伝え、転院先として日赤を選んだ。
日赤での妊婦検診
日赤に転院して妊婦検診を受けてみて「体重管理が思ったよりうるさくない」と思った。
「思ったより」と表現したのは、日赤は、転院前に通っていた総合病院よりも体重管理がずっとうるさくなかったからだ。
転院前に通っていた総合病院は神経症的に体重管理にうるさかった。
妊婦の体重管理に細かすぎると、体重測定が毎回ストレスになる。
そして、体重測定のたびに血圧が上がってしまい、今度は高血圧を指摘されかねない。
悪循環だと思う。
それに、日赤はどの人にも体重管理がうるさくないわけではないと思う。
私が体重管理に成功していたからうるさくなかっただけで、体重管理に成功していない方には厳しいのかもしれない。
ただ、日赤は大病院にも関わらず、採血などの検査は総合病院よりもずっとスムーズに行えた。
日赤での出産とその後の入院
日赤で帝王切開したときは7日間ほど入院した。
帝王切開した身にとって日赤での授乳指導は確かに厳しく辛かった。
早く家に帰りたくなり、妹や友人に泣き言を書いたメールを送った。
それでも、助産師さん達が授乳指導に恐ろしく熱心なのはやっぱりすごいと思う。
その授乳指導の甲斐もあって、退院から3年以上経った今もまだ授乳を続けているのだから、助産師さん達には感謝しかない。
まとめ
とはいえ、結果として日赤に転院して日赤でお産をして大正解だった私は思う。
若くて体力があり、少しのことではへこたれないほど精神力が強い方には日赤でのお産をおすすめする。