50年前の母子手帳
わたしの手元には、実母から譲り受けた、わたし自身の母子手帳がある。
母子手帳というのは正式には「母子健康手帳」というらしい。
日本の母子手帳は妊娠から出産、そして出産後までの状態が記載してある点で世界に誇れるシステムだ。
日本の母子手帳を真似して母子手帳を導入した国もあるそうだ。
50年前の母子手帳
前回の記事(粉ミルクが大好きだった私)を書くために、自分が赤ちゃんの頃の体重を調べるために母子手帳を見ていた。
50年前の母子手帳は今の母子手帳と比べてぐっとシンプルだ。
それに50年前は健康診査の回数が今と比べてずっと少ない。
50年前の私の母子手帳では、健康診査の欄は「乳児期」と「幼児期」の2つしかなく、「3か月」と「3歳」の2回だけだ。
1歳になるまでは、私の身長体重は1~2か月おきに病院で測定された記録が残っている。
おそらく集団予防接種に行ったついでに身長体重を測定したのだろう。
健診の回数を比較すると
50年前の母子手帳と次男の母子手帳とを比較すると、今のほうが50年前よりも格段に健診の数が多い。
今は3歳までに7回の健診がある(我が家がある自治体の場合)。
3歳児健診は満3歳を超えて満4歳になるまでに受けると法律で決まっている。
だから地域によっては3歳健診を3歳半で行う地域もあるようだ。
また、1歳半健診は満1歳を超えて満2歳になるまでに受けると法律で決まっている。
だから地域によっては1歳半健診を2歳直前で行う地域もあるようだ。
(参考)私が住む自治体の乳幼児健診の比較
健診の内容
健診結果といえば、50年前は身長体重を測定して「異常なし」のハンコを押して終わり(笑)。
50年前の母子手帳にも「栄養状態」や「離乳開始の有無」や「歯牙」など具体的な項目が記載されているけれど、特に異常がなければ何も書かれていない。
50年前と比べると、今の母子手帳はなんときめ細かく記録されているのだろうと驚く。