少人数制の私立小学校

都内には、いわゆるブランド小学校・お受験小学校といわれている私立小学校がたくさんある。

そのような有名私立小学校のほかに、少人数制でこじんまりと運営されている私立小学校が都内には結構ある

具体的な私立小学校名を出すと差し障りがあるのでここで記載するのは控えたい。

個人的にはそういう少人数制の私立小学校に惹かれる。

我が家の近くにあるならば通わせてみたいと思う私立小学校がいくつかある。

けれども残念ながら、どれも我が家から近くない場所にある。

少人数制の私立小学校は受験指導が優れているよりも、子どもひとりひとりを大切にみてくださる点に特徴がある。

そして、そういう教育理念に惹かれて子どもを入学させる保護者が多い。

 

長男の場合

長男は地元の公立小学校に進学した。

けれども、都内の公立小学校は残念ながら今も昔も、子どもひとりひとりをじっくりみてもらえる環境ではない。

特に最近は我が家の周辺ではこどもの数が増えている。

そのせいか分からないけれども、丁寧な教育からはさらに程遠くなっている。

待機児童が騒がれる前の10年以上前のほうが、公立小学校は落ち着いていた。

 

次男の進学先をどうするか

次男を少人数制の私立小学校に通わせれば、公立小学校と比べて、ひとりひとりを大切にした丁寧な教育が受けられる。

少人数制で圧迫感がないから、頑固者の次男ものびのびと過ごせるだろう。

その反面、次男は公立小学校というものを知らずに世の中に出ていく。

そして、次男が人の親になったとき、次男から見て公立小学校は奇異なものに映るかもしれない。

その場合、次男の子ども(私からみた孫)の進学先として私立小学校を選ぶ可能性は高いだろう。

ただ、私立小学校に子どもを通わせられる経済力が次男にあればの話、ではある。

私立小学校というのは熱心なリピーターさんに支えられている。

親も子もその私立小学校出身ということは珍しくない。

親子ともに同じ私立小学校で学ぶことは、親子で同じ1つのコミュニティに属することになる点で良いかもしれない。

けれども、子どもを一旦私立小学校に入れた場合、子ども・孫・その子どもが公立小学校を経験する機会を奪うことになるかもしれない。

私立小学校の環境の良さに惹かれるのも確かだ。

とはいえ、次男の進学先は結局、当たり障りのない公立小学校に落ち着くかもしれない。