幼稚園プレ保育を振り返って

早いものだ。あと1か月と少しで11月。

11月といえば幼稚園の入園試験の時期だ。

次男が幼稚園のプレ保育に通っていた頃が懐かしい。

今もプレ保育に行った幼稚園の前を通ると次男は「また遊びに行きたいなあ」とつぶやいている。

次男がプレに通っていた当時はプレに乗り気には見えなかった。

けれども次男はプレ保育の楽しい思い出を覚えているようで、プレ保育でやったことを今も結構覚えている。

私自身もプレに毎日通ったわけでもない。

けれどもプレに参加した幼稚園には今でも親しみを感じる。

 

プレ保育とは

ご存知の方も多いと思うが…プレ保育とは、幼稚園が未就園児(またはその親子)を対象に開いている保育である。

プレ保育は、地域の子育て支援という名目がある。

けれども実際は、プレ保育は来年度の新入園児獲得のための宣伝活動の一環である。

プレ保育の対象:主に2歳児が対象。園によっては1歳児のプレ(プレプレ)をやっている園もある。

プレ保育の日時:園が午前保育である水曜日の午後にプレ保育をやる幼稚園が一番多い。とはいえ、平日午前中にプレを開催している園もある。

そんなわけで、改めてプレ保育の個人的な感想をまとめてみる。

 

プレ保育に参加して良かったこと

幼稚園の雰囲気を実感できたこと

月並みな感想になってしまうが、プレ保育に参加してみて幼稚園の雰囲気を肌で感じることができた。

厳しめの園もあるし、おおらかな園もある。

幼稚園ごとに子どもへの接し方が違うことが分かって参考になった。

 

子どもが楽しめた

プレでは園庭で遊んだり、工作をしたり、リトミックをしたりなど、普段できない遊びがいろいろできたので、次男は楽しんでいた。

地元の児童館や子育て施設は0歳児1歳児が中心で、2歳児はグッと少ない。

だからプレは同い年の子どもたちと交流できる貴重な場だった。

 

サクッと帰れる

幼稚園のプレ保育は月何回と決まっているので、決められた日時に行って時間が終わるとサクッと帰れる。

プレ保育はしがらみがない。

だから私は参加しやすかった。

不思議だったのは、私が参加した幼稚園のプレでは、保護者の自己紹介がないか、自己紹介があったとしても簡単な自己紹介だけだった。

どの幼稚園のプレも、保護者同士の交流については積極的ではない感じがした。

なぜだろう。

プレ保育で一部の保護者がグループ化すると他の保護者が来づらくなるからだろうと好意的に解釈した。

確かに、入園する前から保護者グループができあがっていると、幼稚園に入園しずらいと感じる保護者がいるだろう。

 

費用

プレ保育の参加費が無料の園と有料の園がある。

プレ保育が無料だからダメということは全くなかった。

参加費無料でプレがとても楽しかった園もあった。

参加費が無料ならばなおさら、気軽な気持ちでプレに申し込めばよいと思う。

 

入園試験での優遇

入園試験でプレ参加者を優遇する園とそうでない園がある。

「この園に絶対に入りたい」という希望がないならば、気張らずにプレに参加してみることをおススメする。

 

今振り返って良かったと思うこと

今思えば、2歳児はまだ特定のお友達を作るという段階ではない。

だからプレに参加する必要はなかったかもしれない。

とはいえ、プレに参加して地域の幼稚園を見学できたのはやっぱり面白かった。

近隣の児童館や子育て支援施設は2歳児向けのプログラムがあまり充実していないから、プレで色々なことを体験できて良かった。