「ママ」は使い勝手が良い言葉

幼稚園に次男を通わせていて気づいたこと。

それは、幼稚園の先生が保護者(母親)を「ママ」と呼ぶことだ。

母親達のことは「ママ達」と呼ぶ。

これにはちょっとビックリだ。

幼稚園の先生にママと呼ばれると「ああそうか、わたしはママだったっけ。」と思う。

ふだん、自分がママだと意識していないから。

業界用語とまではいえないけれども、母親を「ママ」と呼ぶのは幼稚園特有の慣習なのだろうか。

 

そういえば保育園では

長男が通った保育園では「〇〇君のお母さん」とか「〇〇君ママ」と呼ばれることは普通にあった。

けれども、母親に対して面と向かって「ママ」と呼ぶことは保育園ではなかったと思う。

幼稚園の先生が子どもの母親の名前をとっさに思い出せないことはしょっちゅうあるんだろう。

母親の名前を思い出さなくても「ママ」と呼べば、事なきを得る。

弁護士や医師・学校の先生に対して「先生」と呼べば、苗字を思い出せなくてもなんとかなるのと同じだ。

ちょっと甘ったるい「ママ」という響きが幼稚園っぽい感じだ。