次男のピアノレッスンを振り返る【レッスン開始から3年半】

小3次男がピアノを習い始めてから3年半が経った。

もちろん、ピアノを習い始めた当時、次男はピアノ初心者だった。

次男はピアノの練習にそれほど苦しまずにここまで来た、という感じだ。

 

振り返ってみると、ピアノを習い始めてから1年~1年半くらいの間は、次男はピアノを弾くのが楽しくて楽しくて仕方がなくて、自分から時間を見つけては楽しそうにピアノを弾いていた。

ちょうとその時期は、次男がまだ幼稚園に通っていた頃だ。

ぴあのどりーむ1~3を使っていた時期と重なる。

 

ところが、次男がピアノを習い始めてから2年を過ぎるころから徐々に「ピアノの練習=義務」に変わっていった。

ちょうどぴあのどりーむ4・5で練習していた時期と重なる。

「もしかしたらピアノが上手なのでは」という周囲の期待も相まって、次男のピアノの練習に「やらされ感」が出てきてしまった。

 

次男がぴあのどりーむ1~5までを使ってみて気づいたことがある。

ぴあのどりーむという教材はスモールステップで着実に内容を理解できる反面、少しくどいな、と思う箇所があるのだ。

 

たとえば、ぴあのどりーむ5には、繰り返し記号を習得するためとおぼしき曲が掲載されている。この手の曲を楽譜通りに弾くと、何度も何度も同じフレーズを弾かなければならず、次男はたまらなくつまらなく感じていた。

 

ピアノの先生が機転が利く性格であれば、こどもが退屈に感じる曲をとばして練習させるのだろう。

ところが、ピアノの先生が几帳面な性格の場合、教本のはじめから1曲も取りこぼすことなく練習させるから、繰り返しが多い「くどい」曲も漏れなくやらされる。これがこどもにとってはどうしょうもなく退屈なのだ。

だからこそ、わたしは、次男にはぴあのどりーむを5で卒業させた。

 

わたしとしては、ピアノを習い始めた当時のキラキラした気持ちで次男がピアノに向かってくれるといいなあ、と思っている。

これからは少しずつ、次男がひとりでピアノに向かう時間を増やしていきたい。

 

次男のピアノレッスン 「やらされ感」をいかに無くしていくかが今後の課題である。