洗濯も仕事のうち(実際に通ってみてわかった、幼稚園と保育園の違い)
以前「実際に通ってみてわかった、幼稚園と保育園の違い」について書いた。
それ以後、幼稚園と保育園の細かな違いをさらにポツポツ思い出しては書いてきた。
今日はその違いのひとつ「服の汚れ」についてである。
「洗濯も仕事のうち」の幼稚園
幼稚園では「子どもが幼稚園で着る服が汚れて当たり前」という感覚だ。
幼稚園は、汚れなど気にせず思い切り遊ぶ場所であって、汚れた服は親が洗濯するのが当たり前なのだ。
もっと言えば「親が手をかけるほど良い」という考えの幼稚園も少なくない。
幼稚園の先生は服が汚れる活動を予定している場合、前もって「汚れても良い服で来てください」と保護者に連絡する。
それでも、幼稚園の先生は子どもの服が汚れることにそれほど神経を尖らせていない。
泥だんごと幼稚園で書いたように、お砂場遊び・泥だんご遊びをする幼稚園は多い。
お砂場遊びや泥だんご遊びをすると、服が野球部のユニフォーム並みのドロドロになることすらある。
けれども「洗濯は仕事のうち。子どもは幼稚園で服の汚れなど気にせず思い切り遊んでほしい」と認識している保護者が多いのだろう。
「服の汚れに神経を尖らす」保育園
対照的に、長男が通った公立・私立の2つの保育園どちらでも共通していたことは、保育園の先生方が子どもの服の汚れにとても気を遣っていたことだ。
保育園の先生方がこれほどまでに服の汚れを気にするということは、服の汚れに関して保護者からクレームが結構あるのだろう。
「働いていて忙しいから、服の汚れ落としに時間をかけたくない」と思う保育園の保護者が多いのだろうか。
幸いにも、長男はあまり服を汚すタイプではなかったので「汚して申し訳ありませんでした」と先生方から言われたことは一度もなかった。
次男も今のところ服をあまり汚してこない。
保育園の先生方があんなに服の汚れを気にしているということは、泥だんご遊びみたいにドロドロになる遊びは保育園では到底できないだろう。