転園が多い学年

次男が通う幼稚園を見ていると、幼稚園というところは保育園に比べて転園が多いと感じる。

保育園でも途中転園はよくある話だ。

保育園での転園の場合、家を購入した・近所の園に空きが出た・実家の近くに引っ越すという理由が多く、夫の転勤を理由にする人は少ない。

幼稚園で転園が多いのは、転勤族の子どもが幼稚園に多く通っているからだろう。

保育園と比べると、こどもを幼稚園に預ける人は転勤族の人の割合が高いと常々感じる。

夫になる人が転勤が多い職種だと理解したうえで、結婚を機に専業主婦になった母親も幼稚園には多い。

次男のクラスはありがたいことに、今のところ転園が少なくて落ち着いている。

長男・次男の園生活を見ていると、なぜか転園が多い学年というのが必ずある

 

長男は転園が多い学年

長男の学年がまさに転園が多い学年だった。

別に保護者間でトラブルがあったから転園が多かったのではない。

長男の学年はたまたま、転園する事情がある保護者が多かったのだ。

長男の上下の学年を見ていると、保育園6年間を通して転園がほとんどなかった。

転園が多い学年というのは本当に巡り合わせみたいなものだ。

 

保育園から幼稚園への転園

長男の学年では、3歳児クラスへの進級を前にして保育園から幼稚園に転園するという子どもが数人いた。

こども1人であれば保育園にこどもを預けてなんとか仕事を続けられるけれども、こどもが2人になると仕事を続けるのがつらいと判断し、2人目妊娠を機に仕事を辞めて専業主婦になるということだった。

当時はピンと来ていなかったけれども、自分がいざそうなってみるとその気持ちが良く分かる。

自分も結果として同じ選択を選んだからだ。

 

転園が多い学年のデメリット

長男が転園の多い学年だった経験を通して分かった「転園が多い学年のデメリット」は2つある。

1つ目は、転園に伴って、転入家庭からの父母会費の徴収・父母会の仕組みの説明・転出家庭への父母会費の返還といった手間が多いことだ。

ただ、担当の人だけが手間が大変であって、ほかの人は特段不具合はない。

2つ目は、役員の選出が難しいことだ。

転入したばかりの保護者にいきなり役員になってもらうのは難しいし、役員候補だった人が転出してしまうことも多々ある。

長男のときがそうだったが、転園が多い学年は役員選びが難航することが多い