小学校選びのチェックポイント

わが家の次男も幼稚園の年中組になった。

小学校入学までもう2年足らずだ。

次男をこのまま指定校に通わせるか、迷っている。

なぜなら、
わが家がある自治体では、
一定の条件を満たせば小中学校の指定校変更ができるからだ。

 

公立小の指定校変更

公立小学校の場合、ふつう、
入学する小学校(指定校)は住所によって決まっている。

とはいえ、
一定の条件を満たせば入学する小学校(指定校)を変更できる自治体も多い。

わが家がある自治体もそうだ。

様々な理由で小学校の指定校変更をするご家庭も多い。

ちなみに、長男の小学校入学にあたり、
周りの小学校を見学して指定校変更するか迷った。

結局、指定校が一番素敵だと感じたので、
長男は指定校変更はせずに指定校に入学した。

そこで今回は、小学校選びのチェックポイントを挙げる。

 

こどもたちの雰囲気

こどもたちの雰囲気は学校公開や授業参観で確認できる。

授業中だけでなく、休み時間のこどもたちの表情もチェックポイントだ。

 

保護者の雰囲気

保護者の雰囲気は学校公開や授業参観、運動会に行くと確認できる。

長男の小学校選びの時にいくつか小学校を見学してみて、
同じ公立とはいえ、
保護者の雰囲気は学校によってかなり違うと感じた。
こどもたちの違いよりも保護者の違いのほうが大きいかもしれない。

 

小学校の規模

大規模校のメリット

・運動会や学芸会などの行事が盛り上がる

・こどもの数が多いため、友だちの選択肢が増える

・PTAのお手伝いの割り当てが少ない

 

小規模校のメリット

・先生の目が行き届きやすい

・行事もこじんまりとしてアットホーム

 

メリットの裏返しがデメリットだ。

大規模校のデメリットとして「先生の目が行き届きにくい」・「人数が多くて落ち着かない」というのがある。

小規模校のデメリットとして「風通しが悪い」・「PTAの仕事が回ってきやすい」というのがある。

 

PTAが盛んかどうか

長男が小学校に入学したとき「この学校はPTAの負担が多い」と聞いた。

けれども実際は、
「役員にならなければ」PTAの仕事はそれほど大変ではなかった。

「この学校はPTAの負担が多い」というのは、非常に良く聞く話である。

最近は働く母親が増えていることもあり、
どこの学校のPTAでも保護者に過度に負担がかかる仕事は減らす方向にある。

なお、PTAが盛んなのは悪いことばかりではない。

PTAが盛んな学校は、
保護者と学校との関係が良好で保護者が教育熱心という傾向も確かにある。

 

中学受験率

中学受験する割合が多いほど、教育熱心な保護者が多いといえる。

わが家の周辺でも、地域によって中学受験率が異なる。

たとえば、
「ターミナル駅に近い地域」・「都心に近い地域」ほど、
中学受験率が高いといわれている。

 

同じ園から進学するこどもの数

現在通っている園からその小学校に進学する子どもの数を確認しておくこと。

長男の場合たまたま、
通っていた園からは同じ小学校に入学した人はほかに誰もいなかった。

保護者としてはそれで困ることはなかった。

長男も小学校入学当時は特に気にしていなかった。

けれども、長男自身は今頃になって
「誰かほかに同じ小学校に入学する人が居たほうがよかった」と話している。

幼馴染が小学校に居るほうが心強いのかもしれない。

それに、小学校の保護者会で同じ園出身の保護者同士が固まる傾向があるのは確かだ。

誰か知り合いがいたほうが心強いという人は、
同じ園出身の子どもがいる小学校に進学したほうがいいだろう。

 

指定校の公立中学校に進学する人数

中学受験する予定がないならば、
自分の子どもが進学する予定の公立中学校(指定校)には、
そこの小学校から進学する生徒がどれくらいいるか、
確認しておいたほうがよい。

中学校に進学する際、
同じ小学校から進学する生徒が多いほうが安心ではある。

 

まとめ

以上、小学校選びのチェックポイントについて述べた。

公立小学校の場合、
校長先生・副校長先生はふつう数年で異動になる。

良い校長先生・副校長先生だと思って入学しても、
すぐ異動になってしまう。

だからこそ、
こどもたちや保護者の雰囲気・小学校の規模・中学受験率は、
小学校選びの大切なチェックポイントだ。