(徹子の部屋・視聴録)2022年6月6日(月)小倉智昭

2022年6月6日(月)のゲストは小倉智昭(登場人物は敬称略)。

昨年春まで朝の情報番組の司会を22年間続けてきたが、肺がんがみつかり休養していたとのこと。

 

男性トイレに汚物入れの設置を

小倉智昭は肺がんになる前に膀胱がんに罹り、膀胱を摘出したそうだ。

膀胱を摘出した後は、尿を溜めておく器具を装着しているそうだ。

膀胱を摘出すると尿意を感じられなくなるそうで、定期的に器具から尿を取り出す必要があるそうである。

膀胱を摘出した後にどんな器具を装着するのか興味があったので調べたところ、がん研有明病院のサイトにストーマ(人工膀胱)に関する説明が載っていた。

ストーマ(人工膀胱)について|WOC支援室|がん研有明病院

とはいえ、膀胱がないので、急に腹圧がかかると尿が漏れてしまうため尿取りパッドが欠かせない、と小倉智昭は話していた。

女性トイレと違って男性トイレには「汚物入れ」が置いていないのが当たり前だ。

目下の問題は、男性トイレには汚物入れが設置されていないため、交換した尿取りパッドを廃棄できない、と話していた。

確かに「男性用トイレに汚物入れは不要」という認識が一般的だ。

けれども、高齢化社会で尿取りパッドを使う男性が増えているのだから、男性トイレにも汚物入れを設置してほしいと小倉智昭は言う。

確かに「汚物入れ」がなくて不便を感じている男性は多いと思う。

困っていることがあったら「困っている」とはっきり表明したほうがいい。実際に不便を感じている人はたくさんいるのだから。

今後は男性用トイレへの汚物入れの設置が進むことを願う。

 

抗がん剤の副作用がない人もいる

小倉智昭は膀胱がんを患った後、肺がんが見つかり、抗がん剤治療を受けたそうだ。

抗がん剤治療を受けると体重が激減すると聞き、ベスト体重から5kg増やしたうえで抗がん剤治療を受けたものの、副作用がまったくなく、食欲モリモリで、病室ではお腹がすいてどうしようもなく、病院食のほかに食べ物を密かに差し入れてもらったそうだ。

結果、今もベスト体重から5kg増えたままだと言う。

抗がん剤を受けると強い副作用に悩む人が多いと聞くが、抗がん剤の副作用がまったく出ない人もいると聞いて驚いた。

小倉智昭は元来食べることが好きのようで、飲食店を経営したりと食に対して日頃から気を遣っていた人だからこそ、抗がん剤治療を受けても食欲が落ちなかったのかもしれない。