(徹子の部屋・視聴録)2023年4月13日(木)伊藤みどり
2023年4月13日(木)の徹子の部屋のゲストは伊藤みどり(以下、登場人物は敬称略)。
オープニングには伊藤みどりの現役時代のトリプル・アクセルの映像が流れた。
伊藤みどりはわたしたちアラフィフ世代のスターである。
伊藤みどりの高くて滞空時間が長いジャンプに魅了されたものだ。
練習嫌い
伊藤みどりの指導者である山田コーチは「練習で120%の力を発揮しないと試合で100%の力を発揮できない」と常々言っていたそうだ。
けれども伊藤みどりは練習嫌いで有名だった。
天才肌である。
伊藤みどり自身は、練習の時は80%で良い・本番で100%の力を発揮すればいいと考えていたと話す。
山田コーチの言う通り120%やっていたら金メダルを取れていたかもしれないと伊藤みどりは語る。
伊藤みどりの衣装は代々、山田コーチの教え子に受け継がれているそうだ。
スケートの衣装を1着作るのには相当お金がかかるのだ。
伊藤みどりの衣装を縫い縮めて作った同じ衣装を浅田真央が着ている映像が映っていた。
山田コーチとその教え子たちは、山田コーチがトップに居てファミリーが支えているそうだ。
伊藤みどりが山田コーチの家庭で育ったのは有名な話だ(野武士的天才:伊藤みどりと野口みずき)。
伊藤みどりいわく、さんざんわがままをいったのに山田ファミリーの人たちはわがままを聞いてくれたし、伊藤みどりが家出をしたときは山田コーチの夫が迎えに来てくれた。
伊藤みどりは山田コーチの家族同然に育てられたのだ。
解説は難しい
スケートの解説はどうしても感情が混じってしまうから難しいと伊藤みどりは話す。
そういうところ、天才肌というか、長嶋茂雄にちょっと似ている。
伊藤みどりの血液型はB型。そういえば長嶋茂雄もB型だ。
今もスケートをしている
伊藤みどりは今もスケートを滑っている。
40代からアダルトの大会に出場しているそうだ。
大会になると、自分よりも年配の人がショッキングピンクの衣装を来て出場しているのを見ると、人生は長いから楽しんだほうがいいと思うようになったそうだ。
現役の時より体重が重くなって重力に負けているが、ジャンプを跳んだときの感覚は特別だと話す。
スケートを「滑る」感覚というのは特別で、伊藤みどりにとって歩くより滑る方が楽だそうだ。
伊藤みどりは現役時代に大きなケガをしているし腰痛をかかえている。
無理をすると古傷が痛み出すので、スケートを滑るときは「ケガをする寸前でやめておくのがポイント」だそうだ。
若い頃から体をケアをし続けることが大切だと伊藤みどりは語る。
自分の個性はジャンプなので、個性を生かしてきたのが良かったと伊藤みどりは話す。
スケート教室を運営
伊藤みどりは現在北九州でスケート教室を開催している。
こどもたちは伊藤みどりの現役時代を知らない。
何事も楽しくなければ続かないので、こどもたちにスケートを教える際もスケートを楽しむことを心がけていると伊藤みどりは話す。
伊藤みどりに教えてもらえるなんて羨ましい限りだ。