世の中、個人情報がほしくてたまらない
最近、オレオレ詐欺とおぼしき電話が自宅にかかってきた。
電話に出たら、男がいきなり「〇〇社(架空の会社らしい)ですか」と尋ねてきた。
私が「違います」と返答すると「△△市◇◇丁目にある〇〇社ですよね」と男が返答してきた。
どうやらこちらの住所を聞き出したい雰囲気がしたので「違います」と返答して電話を切った。
住所を聞き出して直接自宅を訪問し詐欺に巻き込まれた高齢者が居たと最近聞いた。
もし私が住所を伝えていたら我が家まで押しかけてきたのだろうか。
個人情報がほしくてたまらない
詐欺じゃなくても、最近は、銀行までもが個人情報を得ようと躍起になっている。
先日「通帳に登録された情報を更新するための書類を提出して欲しい」との連絡が銀行からあった。
通帳の名義人の業種・年収のみならず、資産の内容を詳細に書いて提出するための書類が銀行から郵送されてきた。
しかし…通帳を使うのに資産の詳細な内容まで提出する義務はないはずだ。
高齢者だったら「銀行さんが提出しろと言うから」との理由で、所有する株式・預金の額・所有する土地の場所などをバカ正直に書いて銀行に提出するのだろう。
もし私が大人しく資産の詳細な内容を銀行に提出していたら、投資信託だの不動産取引などで銀行から勧誘を受けたのだろうか。
大事な個人情報を外部に出さないよう、常に気を張っていなければならない時代になった。