教師の性的嗜好問題
次男が通う小学校で「不適格教師」の話を聞いた。
女児の体を触るタイプの教師である。
そのタイプの教師は経験上、小学校教師に多いと感じる。
中学生になると、体を触られることに抵抗を感じるから(当然だ)、教師は公衆の面前で生徒の体を触ることはしないし、もしそのような行為をすれば生徒たちから「変態!」と直ぐにやり玉にあげられる。
けれども、小学生の場合、大人に身体を触られることに抵抗がない子もいる。そういう子にとっては「スキンシップ=知り合いのお兄さん・おじさんみたいに可愛がってくれている」という認識なのだろうか。あるいは、スキンシップが嫌だと思っても「先生」という目上の人に抵抗するのをためらうのかもしれない。
私が小学生の頃、その手の男性教師(他のクラスの担任)が居たのを思い出した(隣のクラスの先生)。
小学校高学年だった私は、その男性教師が女子児童を抱きかかえているのをよく目撃した。
気持ち悪かったので、私はその男性教師には近づかないようにしていた。
小学校高学年は成長の差が大きく、晩稲(おくて)の子と早生(わせ)の子がいる。
晩稲の子は男性教師に抱きつかれても、あまり嫌がっていない(ように私には見えた)。早生だった私は、くだんの男性教師が児童とスキンシップを図ってみるのをみて、ぞっとしたのだが。
小学校では「児童とスキンシップする教師」がしばしば保護者間で問題になり、問題になった教師は他校に転出していく。
けれども「居なくなれば問題解決!」というわけではなく、転出先の小学校でまた同じことを繰り返すはずである。
逮捕に至るような決定的な事件が起きない限り、それは続くのだろうか。
教師不足の昨今、不適格教師を辞めさせることができない状態になっている。
それが問題なのだ。