大学付属校に向かない子もいる
中学受験では大学付属校が相変わらず人気である。
でも大学付属校が向かない子もいる。
たぶん私自身がそうだ。
内申に縛られたくない
大学付属校では内申で行き先(進学する大学の学部)が決まる。
私からすると、内申で縛られるのは公立中学3年間でたくさんだ。
高校生になっても内申に縛られるのは勘弁してほしい。
大学付属校に通っている生徒は在学中ずっと気が抜けないから大変だ。
興味がない科目を勉強しなくていい
私は高校受験経験者なので、高校生になって内申で縛られなくなったことが心から嬉しかった。
高校になれば、興味がなくてクソつまらない必修科目はひとつやふたつ、必ずある。
一般受験前提ならば、必要がない科目・興味がない科目は赤点をとらない程度に勉強すれば足りる~これは本当に有難かった。
大学付属校では、中学から高校への内部進学も内申で決まるし、高校から大学への内部進学も内申点で決まる。
私からすると、中学高校の6年間ずっと内申点で縛られるなんて本当に勘弁してほしい。
指定校推薦をとるならば大学付属校と同じ
ちなみに、内申点で縛られるのは内部進学だけではなく、指定校推薦でも同じだ。
指定校推薦を狙うならば、大学付属校でなくても内申取りをしなければならない。
一般受験向きの子もいる
「内申で縛られる学校生活を送るくらいならば、一般受験を選択する」
そう思っている生徒は案外少なくないと思う。
大学付属校への進学は、本人の性格を考えて決めた方がいい。
これからは一般受験の枠が少なくなるかもしれない。
それでも一般受験のほうが推薦よりも向いている子は向いている。
機会の公平性の観点からいって、大学の一般受験枠はゼロにはしないだろうから。