7歳:学校がつまらない

新学期が始まってから2か月が経とうとしている。

次男、新学期に担任の先生が変わったおかげで、とりあえず学校に通えている。

とはいえ、またもや「学校がつまらない」と次男はこぼし始めた。

 

公立小は今も「前へならえ」の世界である。

授業では相変わらず「黒板に書かれたことを黙々とノートに正確に写し取る」ことが推奨される。

昔とちっとも変わっていない。

ノートをとるスキルは必要だと思うが、どのようにノートをとるかは各人で工夫するものだ。「こういうふうにやれ」と決まったやり方を押し付けられるのはたまらない。

 

新学期から2か月経過して新しいクラスに慣れたところで、学校はこどもたちの授業態度(姿勢・アイコンタクト・手は膝に置く)を改めるようとし始めた。

公立小は相変わらずこの手の軍隊式教育」をやっている。

というか、むしろ以前(長男が通っていた頃)よりも公立小は締め付けが厳しくなったと感じる。

長男が通っていた頃の公立小はもう少し「おおらか」でのんびりしていた。

10年前のほうが今よりもずっと「まし」だった。

 

「話を聞けない子」が増えて、学校も対応に苦慮しているのだろうが、『一律に言うことを聞かせる』授業法式は今の子どもたちには限界だ

長年行われてきた「一斉授業」のようなやり方は根本的に変えないとダメなところに来ている。

 

次男はもともと、ひとの話を聞くことができる・大人しく待つことができるタイプだ。

だから「話を聞く時の姿勢をきちんとする」・「目を見て話す」みたいなことを授業で毎度毎度言われて、次男はもう、うんざりなのだ。

「学校=『黙って言うことを聞くことを求められる場所』」だと分かってきたのだろう。

 

このまま公立小→公立中という流れで進学させると、次男はどこかの段階で不登校になる気がする(フリースクールについて【不登校予備軍の次男】)。

公立小・中学校がこんな感じならば、本格的な不登校になる前に、もっと大らかな私学に転入したほうがいいかもしれない。