割り込み耐性
私は割り込み耐性が低い。
ここでいう「割り込み耐性」=何かを作業(仕事や家事など)をしているときに子どもに話しかけられて作業が中断することへの耐久力である。
私は常々この「割り込み耐性が低い」と反省する。
長男と次男、さらには主人の3人からいきなり同時に話しかけられると頭がフリーズしてしまう。
状況によってはブチ切れてしまう。
だから私は子どもは2人までしか持てなかったと思う。
2人の子どもの年齢がもっと近かったら、もっとイライラしていただろう。
夫婦二人暮らしのときはこどもがおらず割り込まれることがないので平穏に暮していた。
我が家に子ども(長男)が1人しかいなかったときは、子どものせいで作業が中断しても気にならなかった。
私の子どもを育てるキャパシティは子ども1人が限界かもしれない。
もし子ども3人以上いたならば、私の割り込み耐性はキャパオーバーだったと思う。
その結果、学校からのお便りを失くしたり、故人面談や保護者会の日程を忘れたり等、社会生活に支障をきたしていただろう。
しかも、私の割り込み耐性は加齢とともに年々落ちている気がする。
最近は作業中に子どもに話しかけられると、今まで自分がしていたことが中断してしまい、進捗状況がわからなくなってしまう。
結果、物を無くしたり、無意識のうちに思わぬところに物を置いたりするような認知症もどきの行動すらとることがある。
かなりまずい。
割り込み耐性が高い人は羨ましい
私とは対照的に世の中には割り込み耐性が高い人がいる。
そういう人は子どもに話しかけられても穏やかに子どもに返すことができる。
上手く切り替えができない私は、割り込み耐性が高い人が本当に羨ましい。
幼稚園の先生や保育園の先生、小学校低学年を受け持つ先生は毎日たくさんの子どもたちから同時に話しかけられる。
子どもに関わる先生方はこの割り込み耐性が高くないとやってられないだろう。
割り込み耐性が高い人は子どもに関わる仕事に適性があると思う。
それとも、もともと割り込み特性が高くなくても、先生という仕事をしているうちに割り込み耐性が上がっていくものなのだろうか。