高齢育児の良いところ:授乳
若いママ達が「眠いのがツラい。早く卒乳したい」と話しているのをよく聞く。
実際、1歳を過ぎた頃に卒乳・断乳するママも多い。
確かに若いママほど睡眠が必要だ。
遠い昔、私が20代の頃、会社の会議で居眠りをよくしていて、机の下で上司に足でつつかれて起こされたことを思い出す。
そういえば私も若い頃は本当にいつも眠かった。
ただ高齢ママである私からすると、授乳なんてものは人生のうちで限られた期間しかできないから、断乳するのは本当にもったいない!と思う。
若い人は望めばこれから妊娠出産のチャンスが何回もあるだろう。
だから、断乳=もったいない、とは思わないのは当たり前かもしれない。
しかし、これが人生最後の授乳であろう私からすると、授乳みたいに幸せな時間が無くなるのは本当にもったいない。
「これから何回もチャンスがあると思っていたのに実際はそのチャンスはなかった」なんてことは、人生ではよくあるから。
高齢育児の良いところ:授乳
前回(高齢育児は大変か)で高齢育児のつらいところを書いた。
けれども、高齢育児で良かったこともある。
そのひとつが「授乳」だ。
歳をとったせいか、夜中に授乳で起こされても、それほど眠くない。
私だけかもしれないけれど。
とはいえ、正直言うと、まったく眠くないわけではない。
夜中に授乳で起こされたこと自体、覚えていないほど眠いときも多々ある。
けれども、若い時よりも熟睡が必要なくなったと感じる。
歳をとって眠りが浅いせいか、夜間授乳は思ったほどつらくなかった。
まあ、産後しばらく働いていなかったので、仕事をしないで育児だけしてれば良かったせいもある。
授乳を楽しめるならば高齢育児は楽しい。