夫の呼び方
幼稚園にこどもを通わせていて、自分の夫を「パパ」と呼ぶ人が少なくないことに気づいた。
夫を「パパ」と呼ぶ人たちに会ったのは久しぶりだ。
勤め人をしていたとき
以前、勤め人をしていたとき、幼稚園に通う子どもがいる事務パートの女性が夫を「パパ」と呼んでいたのを耳にした。
独身女性が多数を占めていた当時の職場で夫を「パパ」と呼ぶことはかなり違和感があった。
夫を「パパ」と呼ぶ行為は、当時の職場ではかなり浮いていた。
私自身、自分の夫を人前で「パパ」で呼ぶのは相当抵抗がある。
私の場合、親しい友人の前では夫のことを「だんな」、公では「主人」か「夫」と呼んでいる。
もちろん、家庭内やこどもの前で「パパ」と呼ぶのは別になんとも思わない。
家庭内で夫を何と呼ぼうが構わない。
けれども、人前で自分の夫を「パパ」と呼ぶのはなんだか媚びている感じがする。
どうしても抵抗がある。
「男性が働き、女性が家庭を支える」価値観
保護者の価値観がだいぶ変わってはきたとはいえ、幼稚園というところは「男性が働き、女性は家庭を支える」という価値観の保護者や教師がまだまだ存在するようだ。
次男が通っている幼稚園に限らず、幼稚園という世界では、幼稚園にこどもを通わせている間は「働いていることを前面にアピールすることはいまだにご法度」のようである。