子育て給付金に思うこと

子育て世代への給付金の支給が正式に決まりそうだ。

結局、我が家は給付の対象から外れる。
予想していたことだから仕方がないことだ。

ところで、幼稚園にはたいてい、
こどもが4人や5人いる保護者が少なからずいることは、
このブログで何度も書いてきた。

子どもを3人以上産んでいるのは、
もともと子ども好きの人が多い。

外で働くよりも子育てが好きな人たちだ。

とはいえ、こどもが3人、4人…と増えると、
教育費が山のように増えてくるので、
子だくさん家庭の保護者(母親)は、
3人目・4人目が幼稚園に通う年齢になると、
預かり保育を利用して短時間のお仕事をしている人が多い。

父親の年収が1,000万を超えてはいても、
こどもが3人、4人いれば、金銭的に結構大変だ。

それに、父親の年収1,000万ちょっと超えの家庭は、
私立高校無償化の対象外なので、
こどもたち全員の学費を貯めなければならない。
奨学金ですら、世帯年収が低い生徒が優先して受給できる。
だから、将来の学費を少しでも貯めようと、
母親はパートで働いている人が多い。

でも、そういう家庭に対しては児童手当は減額され、
今回の10万円の給付金も支給されない。

ここ15年ほどの日本の政策は、
「父親が家計を支える子育て家庭」に本当に厳しい

一言で言うと
「専業主婦として子育てしている世帯には支援はしない」
という方針だ。
子どもが小さい間だけに限って専業主婦をしている人も多いのに。

子どもが好きで、
子どもを3人4人と産んで育てている片働き家庭が救われない制度って
「なんのための子育て支援なのか」と思う。

 

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