(徹子の部屋・視聴録)2022年6月27日(月)沢田亜矢子

2022年6月27日(月)のゲストは沢田亜矢子(登場人物は敬称略)。

沢田亜矢子はシングルマザーとして娘をひとりで育ててきた。

現在も娘の父親については非公表である。

沢田亜矢子が出産した当時、「未婚の母」という存在は世間にまだ浸透していなかった。だから沢田亜矢子が「未婚の母」として出産したことは当時、ワイドショーで大きな話題になった。

その娘が最近ハワイで出産したそうだ。

今は孫娘を溺愛しているとのこと。

 

母の教え

沢田亜矢子の母は農家に生まれ、農家の働き手として小さい頃から農作業を手伝わされて学校に行かせてもらえなかったそうだ。

小さい頃の母は、子守りや農作業のかたわら教科書を持ち歩いて勉強していたという。

今からたった100年ほど前の話である。

その頃の日本にはまだ、貧しくて学校に行かせてもらえなかった子どもが少なからずいたということだ。

沢田亜矢子の母は娘に「女性も勉強して手に職をつけなさい」と話してきた。

沢田亜矢子自身も音大に進学した経歴をもつからか、娘が小さい頃からピアノと作曲を娘に習わせていたそうだ。

母の教えを沢田亜矢子は忠実に守り、沢田亜矢子も自分の娘にも母と同じように「女性も手に職をつけて自立しなさい」と口癖のように語ってきたと話す。

その甲斐あってか、娘はバークリー音楽学院を卒業し、音楽家として立派に活動しているとのこと。

沢田亜矢子の母が学校に行かせてもらえなかったという話を聞くと、女性であれ男性であれひとりの人間として手に職をつけることは大切なことだと改めて思った。

 

明るく前向きな姿が印象的だった

そういえば沢田亜矢子は昔「ルックルックこんにちは」という朝のワイドショー番組の司会を長年やっていた。

その頃に稼いだお金があるからだろうか、沢田亜矢子はひとりで自宅を建て、ひとりで娘を育て上げた。

ただ、司会や女優としていくら稼いでいたとはいえ、シングルマザーとして生きていくにあたり、つらいことや悲しいこと・悔しい思いをしたことがたくさんあったと思う。

そんな中、昔アメリカで娘を出産したとき、日本から単身アメリカに渡り、駆けつける親戚もおらずひとり病院で出産する沢田亜矢子に対して、ベビーカーを提供してくれたりと、アメリカの人たちは優しかったと沢田亜矢子は話す。

今は孫にも恵まれ、つらいことを乗り越えてきた甲斐があったと沢田亜矢子は話す。

沢田亜矢子のとにかく明るく前向きな姿が印象的だった。