最強母乳外来というブログ

ご存知の方も多いと思うけれど、最強母乳外来という有名なブログがある。

最強母乳外来・フェニックス

このブログは母乳育児をする人は知らない人がいないくらい有名だ。

このブログには情報がおそろしくほどたくさん詰まっている。

私が使っているパソコンはそんなに古くない。

それでも、パソコンのブラウザからこのブログ(最強母乳外来)を開こうとすると、ものすごく時間がかかる。

それほど、たくさんの記事が詰まっているブログなのだ。

最近は、このブログ(最強母乳外来)は更新頻度が少ない。

更新しなくてもブログ記事から探せば答えが見つかることが多いからだろう。

 

ブログ最強母乳外来の作者

ここ10年ほどの間に育児経験がある人は最強母乳外来のことを知っている人も多いと思う。

最強母乳外来の運営者のSOLANIN氏はBFH(赤ちゃんに優しい病院)に勤務するベテラン助産師だそうだ。

このブログをもとにした単行本も2冊出版されている。

 

当初はアメブロにあった

だいぶ前の話になるが、この最強母乳外来というブログ、当初はアメブロ(アメーバ・ブログ)で運営されていた。

ご承知の方も多いと思うが、この最強母乳外来のアメブロ上のブログは2011年に突然閉鎖された。

その後はココログに移動してブログは続いている。

強制退会の理由はよく知らないけれど、多数のアクセス数があるブログが突然閉鎖させられてしまうなんて、いったいどういった力が働いたのか、後味が悪い。

けれども、そんな憂き目を吹き飛ばすかのように最強母乳外来は別の場所で続いている。

 

好き嫌いが分かれるブログ

この最強母乳外来というブログは、好き嫌いがかなりはっきり分かれるブログだと思う。

運営者であるSOLANIN氏はNFHに勤務する助産師さんであり、できるだけ多くの赤ちゃんと母親に母乳育児を経験してほしいという熱意にあふれているのだ。

ただ、その熱意を重荷に感じるママも多いようである。

最強母乳外来ではとにかくSOLANIN氏の記事が「熱い」

私自身はSOLANIN氏がその「熱さ」が好きだ。

しかも、SOLANIN氏の文章がテンポが良いので読みやすい。

SOLANIN氏の文才を感じる。

次男出産時の入院中は授乳以外、他にすることもないので、最強母乳外来をよく読んでいた。

最強母乳外来に書いてあることは「科学的根拠がない情報が多い」との批判も目にするが、そうだろうか。

確かに一部の記載(たとえば体内記憶や嫁姑に関する記載など)は科学的根拠がないかもしれない。

ただ、おおかたの情報には科学的根拠が記載されていると思う。

そして最強母乳外来には確かに「自分の経験に基づく情報が多い」。

けれどもそういう経験知は案外、無視できなかったりする。

経験知が何年か後に科学的に証明されることだってある。

 

授乳する期間はあっという間

最強母乳外来は、母乳育児を希望している人は一度読んでみてほしいブログだ。

逆に言えば、母乳育児に興味がなくて自分が繊細だと思う方は向いていなかもしれない。

最強母乳外来を読むのは主として生後半年前後までだろう。

母乳にせよミルクにせよ、授乳する期間はほんとうにあっという間に終わる。

生後半年もすれば離乳食が始まる。

だからこそ、母乳育児にどっぷりとはまっていた頃が今では懐かしい。

「喉元過ぎると熱さ忘れる」というべきか。

子どもが大きくなると母乳育児に関する記事を読む機会がなくなるのが寂しい。

今回、久しぶりに最強母乳外来を読んで懐かしかった。