布ナプキンについて
今回の記事のテーマは布ナプキン。
布ナプキンって?と思う人も多いだろう。
布ナプキンとは
布ナプキンとは、布製の生理用ナプキンのことである。
わたしは、布ナプキンの存在はずっと知っていた。
市販の生理用使い捨てナプキンはふつう、吸水性の高分子ポリマーを含んでいる。
この吸水性高分子ポリマーが生理の経血を吸収するのが、市販の使い捨てナプキンのしくみ。
でも、生理用ナプキンに使われている高分子ポリマーに対するアレルギーのせいでかぶれる人がいる。
そういう人たちが布ナプキンを使用していることは私も知っていた。
布ナプキンを使い始めた経緯
けれども、私は40歳を超えるまで布ナプキンというものを使ったことはなかった。
布ナプキンを使い始めたのは40歳を過ぎてから。
ヨガの先生に布ナプキンを奨められたからだ。
布ナプキンというと、ヨガやマクロビをやっているような自然派の人たちが使っているというイメージがある。
自然派ではない人こそ
ただ、わたし自身ものぐさな性格であること、アレルギー体質ではないのもあって、それほど自然派の生活をしていない。
ちなみに、私自身はヨガをやっていた経験はあるものの、それほど自然派生活にどっぷりと浸かる生活を送ってはいない。
ファーストフードのハンバーガーやラーメンも大好きだ。
そんな私でも、今では布ナプキンはなくてはならない存在だ。
自然派ではない人にも布ナプキンをおすすめしたい。
わたしは普段、布ナプキンをつけている。
その理由は、布ナプキンをつけていると股がスース―しないからだ。
パンツだけを穿いている場合、外と身体とを分ける境はパンツの生地1枚だけ。
布ナプキンをつけると、風が股に直接当たらなくて暖かい。
布ナプキンの使いかた
布ナプキンを使用する場合、市販の使い捨てナプキンと同様に下着に装着する。
使用済みの布ナプキンをどう処理するかは人それぞれだ。
ちなみに私は、洗剤と水が入ったバケツに使用済みの布ナプキンをつけておき、一晩たってから水を捨てた後に洗濯している。
正直言うと、この後処理が面倒だ。
だから生理時に長時間外出するときは使い捨て生理用ナプキンを使用することも多い。
布ナプキンを使用し始めて何がビックリするかというと「これほどまでに大量の血液を毎月身体から出していたのか」ということがリアルに実感できることだ。
布ナプキンを使っていると、自分が生き物であることを実感できる。
余裕があるときにこそ
若い人こそ、時間的余裕がある一人暮らしのときに布ナプキンにチャレンジしてほしい。
なぜなら「生理と体調の関係」を実感できるから(ここ大事!)。
若い頃から身体に意識を向ける習慣をつけると、将来の妊娠・出産・子育てが楽しくなる。
わたしの場合、生理は決して面倒くさいだけのものではないと実感したのは最近だ。
女性特有のリズムを実感しながら生活することを楽しめると、生理は不快なものではなくなる。
閉経が近づきつつある年齢の今、あと何回生理が来るのか分からない。
だからこそ、限りある生理を楽しみにしている。
「体が変化することを実感する楽しさ」を若い人にこそ味わってほしいと私は思う。
けれども、子どもがいると子どもの世話に追われて布ナプキンの後処理どころではなくなる。
職場に毎日出勤するお仕事をしていると、仕事が忙しくて布ナプキンオンリーで生理時に対応するのはなかなか難しい。
できれば独身で時間があるとき(学生のときなど)に布ナプキンにチャレンジするのがおすすめだ。
私なぞ、40歳を過ぎ生理も終わりかけの頃に布ナプキンを使い始めることになったのがとても残念だ。
もっと早いうちから布ナプキンにすれば良かったと今思っている。
布ナプキンの種類
たとえばアマゾンで検索すると、布ナプキンがたくさん市販されているのがわかる。
布ナプキンの大きさは色々あるので、好みの大きさ・厚さを選べばよい。
市販の布ナプキンは各種大きさ・厚さがかなり異なるので、購入する前にサイズをよく確認することをおすすめする。