幼稚園ならでは(その1)

幼稚園に入園して初めて知ったこと。

それは「幼稚園では毎朝、登園時に園児が園長先生にご挨拶する」ということ。

幼稚園では朝、園長先生が園の前で立っている。

園児は園長先生にご挨拶してから園の中に入っていく。

次男が通う幼稚園だけではない。

登園途中に通りがかるほかの幼稚園でも、園長先生が門の近くで出迎えているのを見かける。

子どもを幼稚園に通わせたことがある人ならば、朝、園児が園長先生にご挨拶するなんて当たり前だと思うだろう。

けれども、わが家は今まで保育園しか経験がないから「幼稚園では毎朝園長先生にご挨拶する」のがとても新鮮に映る。

 

長男が通っていた私立認可保育所では

そういえば、長男を私立認可保育所に通わせていたときは、朝、登園したとき園長先生はもちろんのこと、先生すら出迎えに来ないことも多かった。

 

朝、こどもを置いていけばよかった

長男が通っていた保育園では、朝、登園したら、ベランダにある机の上の紙に今日の降園時間を保護者が記載し、そこに子どもを置いていけばよかった

子どもたちは自分で支度を終えた後、ひとりで教室に入っていく。

先生は奥の教室で子どもたちの世話に追われていた。

朝は先生の手が足りず、先生方が子どもの登園時に子どもの健康チェックをする余裕すらない状況だった。

登園時に親に手間・時間をかけさせないという親のニーズに合わせていたのかもしれない。

とはいえ、登園時に子どもの健康チェックをしないで子どもを置いて行って大丈夫だろうかと思っていた。

 

朝、園長先生の姿をみかけない

そもそも、長男が通っていた私立認可保育所では園長先生の姿を園であまり見かけなかった。

園長としての業務は副園長先生に任せっきりだったようだ。

こう書くと、私立保育園を批判しているように思われるから一言書いておくと、きちんとした私立保育園はたくさんある。

けれども、我が家の長男が経験したように、保育士の手が足りない・親のニーズに応えることを優先している私立保育園もあるのは事実だ。

朝登園しても誰も出てこなかった長男の保育園での経験から、毎朝次男が幼稚園に登園すると園長先生が出迎えてくれるだけで私は感激している