高齢親と同居するデメリット

私は現在、実母と同居している。

実母と同居するメリットはなんといっても「孫の世話をお願いできる」ということだ。

 

高齢親が孫と同居するメリット

私は高齢出産で次男を産んだ。

実母も当時私を高齢出産で産んだ。

実母は高齢で80歳を過ぎている。

だから、本格的な孫の世話は実母には頼めない。

50代60代の若い祖母ならば、孫といっしょに運動したりできるだろう。

けれども、80歳を過ぎた老親には孫と運動など無理な話だ。

とはいえ、お絵かきやゲームなどの簡単な遊びには高齢の祖母でも孫と付き合ってもらえる。

それだけでも十分助かるのだ。

 

高齢親が孫と同居するデメリット

高齢親が孫と同居する際に一番課題になるのはずばり「感染症」「怪我」だ。

 

感染症

小さい子どもは保育園や幼稚園、学校でインフルエンザや風邪のウイルスを頻繁にもらってくる

我々親世代はこどもから感染してもそれほど重症化しない。

けれども、インフルエンザは高齢者には命取りになることがある。

実際、昨年、孫経由でインフルエンザに実母が感染して、実母は寝込んでしまった。

それに、ここにきて新型コロナウイルスの流行である。

同居していると、孫からウイルスが感染する可能性がある。

家が広くて、高齢者と孫とを隔離できるスペースが確保できるならば良い。

けれども、我が家のような狭い家では、高齢親と孫を隔離するのが難しい。

年老いて子どもや孫世帯との同居を考えている人もいるだろう。

ただ、孫と同居する前に、感染症対策として孫と高齢者が離れて生活するためのスペースをとれるか考えたほうがよい。

 

怪我

そして、あまり話題に上ることはないのだけれど「怪我」の心配がある。

小さい子どもが家に居ると家中を走り回るから、高齢者に接触して怪我をすることがある。

実は今年、長男が実母にぶつかってけがをすることがあった。

高齢者の場合、子どもとぶつかっただけで骨折したりするから要注意だ。

まだ小さい孫と高齢者が同居する場合、孫と高齢者が接触しないよう十分なスペースが確保することはとても大切だ。