お砂場遊びの大切さ
お砂場遊びの重要性を今まで何度かこのブログで書いてきた。
またもや繰り返しになってしまうけれど、昨年の幼活で見学したどこの幼稚園でも「お砂場遊びの重要性」を強調していたのが印象的だった。
私が見学した幼稚園が自由保育寄りのところばかりだったせいもあるだろう。
幼稚園のお便りや今まで参加した幼稚園説明会でのお話を総合すると、
「お砂場遊びは感覚遊びとして重要であるだけでなく、子どもたちが協力する場としてお砂場での遊びは重要」
とのことだ。
園庭のない保育園
これまた何度も書いているけれど、最近、都市部で園庭がない保育園が増えている。
園庭がない保育園の場合、保育士さん達が園児を近くの公園に毎日連れていく。
保育士さん達に誘導されて公園へと向かう園児たちをよく見かける。
確かに、近所の公園に行けば、お砂場があることが多い。
けれども、お砂場で遊んでいるのは主に、1歳児・2歳児の園児たちだ。
3歳児以上の園児たちがお砂場で遊んでいるのを公園で見かけたことはない。
3歳児以上の園児たちはたいてい、鬼ごっこや集団ゲームなどをして遊んでいる。
協力して砂場に穴を掘り、ダイナミックに水を流すような遊び方をするのはある程度大きくなってから、3歳児以上の子どもたちだ。
けれども、園庭のない保育園に通う園児たちが公園の砂場で水を使ってダイナミックに遊ぶのを見かけたことがない。
保育園側からすれば、泥だらけの状態で園に帰った場合の後始末を考えると、さすがに、近所の公園で泥だらけになって砂場に穴を掘って水を流すことを許すわけにはいかないのだろう。
園庭がない保育園には、砂場の代替になるような「何か」が備えられているのだろうか。
子どもたちがお砂場で遊ぶ経験をしないで大人になるのはとても残念なことだと感じる。
園庭そしてお砂場はやっぱり大切だ。