50歳になって思う女性の働き方

50歳を過ぎて、改めて女性の働き方について考えさせられる。

若い人が社会経験を積むために組織で働くのは大切なことだと思う。

なぜなら、組織の理論、つまり組織というものがどう回っているかは組織に属してみないとわからないからだ。

ただ、年齢を重ねるうちに、組織に属してフルタイム9時5時の働き方を一生続けることが果たして良いことなのか?と疑問に思うようになった。

40代・50代になれば、親は高齢で介護が必要になる。

それに、子どもたちにも中学卒業まではそれなりに目をかけてあげたい。

加えて、相続や年老いた親類の世話など、年齢を重ねるにしたがって細々とした家のことが増えてくる。

 

フルタイム勤務をやめる

働くことは自体は楽しい。

組織で働いていればいろいろな人と接するからそれはそれで楽しい。

けれども、年齢を重ねるうちに、家庭の諸々のことをきちんと対応したいと思うようになった。

そう思うとフルタイム勤務は選択肢から外れる。

最終的に「家庭のことにもきちんと目をかけつつ、自分の手が回る範囲内で働く」働き方が自分にいちばんしっくりくると悟った。

女性は組織で働く経験を一度はしたうえで、できるだけ若いうちに起業して働くという選択肢もあると思う。

残念ながら私の場合、若いうちに起業とはいかず、アラフィフでようやく起業となったわけだ。

コロナ禍でどれだけやっていけるか正直分からない。

でも、やれるだけやってみよう。