幼稚園入園当初の様子
次男が幼稚園に入園してから少しの間、私は次男に付き添って幼稚園に居た。
次男は幼稚園入園当時、母子分離できていなかった。
それで次男が幼稚園に慣れるまでの少しの間、次男といっしょに幼稚園に居た。
そのおかげで次男のクラスの子ども達の様子を見ることができた。
これは良い経験だった。
母子分離できている3歳児クラス
入園した翌日でも、次男のクラスの子どもたちがとても落ち着いていることにまず驚いた。
この年齢になると母子分離ができる子どもが多数を占めるのだろう。
もちろん「ママに会いたい」と先生に泣いて訴えたり、お迎えの時間が近づくと待ちきれずに泣き出す子はいた。
けれども泣くのは一部の子だけだった。
幼稚園に居る間ずっと「帰りたい」と泣く子はいなかった。
次男のクラスの子ども達がたまたまそうだったのかもしれない。
子どもたちは心の中では緊張していても、表に出さなかっただけかもしれない。
3歳児が表に感情を出さずに感情をコントロールできるなんて、おそろしいほど精神的に落ち着いている。
号泣の嵐の1歳児クラス
対照的に、長男が保育園に通っていた頃の1歳児クラスの朝の風景は壮絶だった。
朝、幼稚園に長男を預けると1歳児クラスは号泣の嵐だった。
保育士さんに抱っこされていたり、1人の保育士さんの足に複数の子どもたちがしがみついたりしていた。
入園当初の1歳児クラスでの号泣の嵐の風景を思い出すと、1歳児を無理やり母子分離させるのは自然の摂理に反するんじゃないかとさえ思う。
入園を3歳まで待てば、あんなにあっさり親から離れられるようになるのだから。