1クラスのこどもの人数

幼活で幼稚園を見学していつも気になったのが「幼稚園での1クラスのこどもの人数」だ。

幼稚園では保育園と比べると、総じて1クラスのこどもの人数が多い

見学した幼稚園の中には1クラス25人程度のところもあった。

けれども、1クラス32人・33人の幼稚園も結構あった。

幼稚園の1クラスのこどもの数が32人、33人となると、公立小学校の1クラスとほとんど変わらない。

個人的な印象では、幼稚園の1クラスのこどもの数が30人を超えると、こどもがたくさんいて落ち着かない感じがした。

我が家の近くの小学校では1クラス25人26人と、1クラスのこどもの数が30人未満の小学校も結構ある。

そういう小規模な小学校の存在を知っていると、幼稚園に1クラス30人以上の子どもがいるのを見ると、小学校よりもこどもの数が多いと感じてしまう。

 

保育園での1クラスの人数

我が家の近くの保育園では1クラス20人前後のところがほとんどだ。

最近は年少~年長組でも1クラス10人といった小規模な保育園も多い。

我が家の近くに限れば、1クラス30人前後の保育園はかなり例外的だ。

1クラスの人数だけで言えば、幼稚園よりも保育園のほうがアットホーム感があるのは否めない

 

補助教員と複数担任制

見学した幼稚園の中には、1クラスの人数を減らさずに目が行き届いた教育をするために、補助教員を置いたり、複数担任制を敷いたりする幼稚園もあった。

確かに補助教員を置いたり複数担任制を採用したりすれば、担任の先生の負担を軽減できる。

とはいえ、幼稚園1クラス30人はやっぱり多いと素人目には映る

 

こどもと保護者の顔を把握できない

友人に聞いたところ、幼稚園の1クラスが30人以上になると、保護者や子ども全員の顔と名前が一致しないことも多いらしい。

長男が通った保育園ではクラス全員のこども・保護者の顔を把握できていたので、この話を聞いてびっくりした。

とはいえ、小学校ではたいていクラス全員のこどもの顔を把握できないのが当たり前だ。

そう考えると、なるほど幼稚園も1クラスの人数が多くなると小学校と同じ状態だと納得した。

公立小学校も1クラス35人以下になる時代だ。

素人が勝手なことをいって申し訳ないけれど…きめ細かな教育をするためには、幼稚園の1クラスはせいぜい25人以下が妥当のように感じる