4歳:読み聞かせをじっと聞く

次男は最近、字が多い絵本を読み聞かせをすると、じっと聞くようになった。

字が多い絵本というのは、絵が主体ではなく、文章が主体の本のことを指す。

たとえば、アーノルド・ローベル作の一連のかえる君とがま君の絵本(ふたりはいっしょ・ふたりはきょうも・ふたりはともだち・ふたりはいつも)・ふくろうさん・どろんここぶたなど。

アーノルド・ローベル作の「お手紙」は小学校の教科書に掲載されているので、ご存知のかたも多いだろう。

 

少し前までは興味を示さなかったのが

ちょっと前までは、字が多い本を読み聞かせても興味を示さなかった次男。

字が多い絵本だとたいてい、全部聞き終わる前に飽きてしまった。

薄い本であっても字が多いと途中で興味が逸れて全部読み終わらなかった。

いずれ興味を持つだろうと思い、字が多い絵本を無理に読み聞かせしたりしなかった。

それが4歳半を過ぎ、字が多い本を1冊ぜんぶ読み聞かせてもじっと聞いている。

いつの間に成長したのか?と驚く。

 

読み聞かせ:登場人物によって声色を変えるべきか

そういえば、読み聞かせの際「登場人物によって声色を変えたほうがいいのか」という疑問がある。

これについては賛否両論ある。

「登場人物によって声色を変えないほうがこどもたちの想像力がかきたてられる」という意見もある。

一方で「お化けや怪獣などのセリフを読む際には声色を変えたほうが臨場感がある」という意見もある。

個人的にはどちらでもいいと思う。

我が家の場合、読み聞かせでは登場人物によって声色を変えてはいない。

ただ、場面に応じて読む速さを変えたり抑揚をつけたりするようにしている。

敢えて声色を変えようとしなくても、お化けなどの怖い登場人物が出てくるときは自ずとおどろおどろしい声色になるものだ。