黒田清子さん
わたしの父方母方双方の祖母たちは昔の人だったので皇室を敬愛していた。
祖母たちは、2月11日の建国記念日(神武天皇の誕生日とされる)を「紀元節」と、11月23日の勤労感謝の日を「新嘗祭」とそれぞれ呼んできた。
紀元節・新嘗祭という呼び名は第2次世界大戦後にGHQによって「建国記念日」・「勤労感謝の日」とそれぞれ改称された。
サーヤ世代
私の世代では皇室といえば紀宮さま(サーヤ)こと、黒田清子さんである。
私は小さい頃からサーヤには同世代として親しみを感じていた。
エッセイストの辛酸なめ子氏と同じだ。
黒田清子さんといえば、とにかく一貫して穏やかで賢く上品、というイメージである。
噂に違わず、浩宮さま(現天皇陛下)のご養育係として有名な浜尾実氏はテレビ番組で「3兄弟のなかで黒田清子さまが最も学業優秀」だと暴露していた。
黒田清子さんに関しては、とにかく悪い噂がひとつも聞こえて来ない。
黒田清子さんは内親王時代「国民とともにある皇室」を大切にして公務をされてきたに違いない。
そんな黒田清子さんは、結婚相手として公務員という、公に尽くす仕事に従事する人を選ばれた。
黒田清子さんとは対照的
そんな黒田清子さんとは対照的に、今話題の眞子さまとその婚約者による一連の騒動をみていると、残念なことに、黒田清子さんのイメージからはあまりにもかけ離れている。
眞子さまとその婚約者による騒動は、ほかの皇族方が築きあげてきた皇室のイメージを粉々にしてしまった。
黒田清子さんは、姪である眞子さまを小さい頃から大変可愛がってきたといわれている。
黒田清子さんは、眞子さまとその婚約者による今回の騒動をどう思っているのだろうか。
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