紀子さま世代について思うこと

眞子さまのご婚約問題は2021年2月現在、解決の兆しが見えていない。

この問題は世の中でいろいろと取りざたされている。

眞子さまのご婚約問題はどのような形で決着するのだろうか。

どのような形で決着するのが一番しこりが残らないだろうか。

世間の大多数の人々と同様に、私自身もこの縁談には反対だ。

私は、お相手とされる男性(K氏)の母親のことがいつも気になる。

K氏の母親は2020年現在54歳で、私よりも数歳年上である。

 

ひのえうま生まれの紀子さま

K氏の母親は、紀子さまと同じ年齢だ。

率直に言って、K氏の母親よりも紀子さまのほうがずっとお若くみえる。

紀子さまとK氏の母親はいわゆる「ひのえうま」の生まれ(1966年)だ。

「ひのえうま」は60年に1度の干支である。

恋人に会いたいがゆえに放火事件を起こして火あぶりの刑に処された八百屋お七がひのえうま生まれだった。

それに由来して、ひのえうま生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮めるという迷信がある。

この迷信のせいで、1966年にこどもを出産することを避ける人が多かった。

このため、ひのえうまである1966年生まれの人口はその前後の年の人口よりも少ない

日本人の人口ピラミッド(4 我が国の人口ピラミッド、総務省統計局ホームページ)をみると、1966年の人口のところが凹んでいるのがわかる。

迷信とはいうものの、ひのえうまについての迷信「気性が激しく夫の命を縮める」や八百屋お七の「放火」というキーワードはK氏の母親をそれとなく連想させるものである。

 

紀子さまのご婚約・ご成婚を思い出すと

そういえば、紀子さまのご婚約・ご成婚は私が大学生の頃だった。

当時はバブルの絶頂の頃だったので、今思うと大学のキャンパス内は浮足立っているかのような雰囲気だった。

ご婚約当時、昔風のデザインの紺色のワンピースを着て微笑む紀子さまの姿が忘れられない。

当時は紀子さまよりも年下だったのでそうは思わなかったけれども、すっかりおばさんの年齢になった自分からみると、ご婚約当時の紀子さまは本当に初々しくて可愛らしい。

ご婚約・ご成婚に伴い「紀子さまフィーバー」が巻きおこった。

周りの男性はおおむね紀子さまに好意的で、そして、姑世代にあたる中高年女性からも「私が昔着ていたような洋服をお召しになって」とおおむね好意的だった記憶がある。

 

高卒で就職できた時代

ネット上の情報によると、K氏の母親は高卒で就職したそうだ。

なんだか時代を感じさせる。

K氏の母親が高卒で就職したということは、バブルに向かって日本経済がどんどん豊かになっていく1985年に高校を卒業して就職したことになる。

この世代は高卒で就職する人は少なくなかった。

その証拠に、紀子さまやK氏の母親が高校を卒業した1985年の女性の大学進学率は約14%とまだまだ低かった。

紀子さま世代は、巷で言う「良い勤め先」に高卒で就職できた世代だ

当時「良い勤め先」の代表格は、銀行や信用金庫などの金融機関だった。

当時、お嬢様学校や商業高校を卒業して「良い企業」に就職し、数年で寿退社するのが女の幸せだといわれていた。

例に漏れず、K氏の母親も高校卒業後、数年で結婚している。

高卒で「良い勤め先」に就職できたのは私の世代(現在の50歳前後)までだ。

その後は大卒採用と派遣社員の活用が増え、高卒採用枠は減少していった。

 

紀子さま世代:20代で結婚・出産した世代

紀子さまもK氏の母親も1990年に結婚し、翌年子どもを出産している。

つまり、ご両人ともに23,4歳で結婚していたということだ。

この世代の女性は就職して数年働いたのち寿退社する人が多かったので、20代で結婚・出産する人が多かった。

当時、女性が25歳まで独身だと、クリスマスイブの24日をもじって「売れ残りのクリスマスケーキ」と揶揄されていた。

1986年に男女雇用機会均等法が施行されてはいたものの、実際は、女性は結婚したら寿退社が当たり前といった雰囲気もあった。

現在とは隔世の感がある。

紀子さまやK氏の母親を思うと、自分と数歳しか違わないのに、もうすぐ30歳になるこどもがいるのかと思うと、自分のタイムスケジュールとのあまりの違いに愕然とする。

自分より前の世代である紀子さま世代は寿退社が主流だった

それに対して、自分よりも後の世代では「仕事も家庭も」という人が徐々に増えていった

自分の世代は、女性の生き方の分岐点となる世代だとつくづく思う。

皇室で長い間公務をされてきた紀子さまは別として、紀子さま世代の女性は寿退社して結婚・出産した人が主流だ。

だから「男性に養ってもらう」という意識が今の若い人よりも強い人が多いと思う。

だからこそ、色々と噂されているように、K氏の母親は男性に養ってもらうことに抵抗がなかったかもしれない。

ネットでK氏の母親に関する記事を読むたび、自分も就職後すぐに寿退社して結婚・出産していたら今、どういう暮らしをしていただろうかと考える。

今は子育てをすっかり終えて、お気楽に働いていたかもしれない。

 

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