【ブルグミュラー25の練習曲】第2番・アラベスク【大人ピアノ感想】
ブルグミュラー25の練習曲の第2番「アラベスク」。
「唐草模様」とか「らせん」を彷彿させる、うねうねした中東っぽい旋律が印象的な曲である。
この「アラベスク」という曲、譜読みはそれほど大変ではない。
しかし…「アラベスク」を滑らかに弾けるようになるまで時間がかかるのだ。
「アラベスク」の有名なサビの部分では、右手「ミ~シド~ラ ミ~シド~ラ」に呼応して左手は「ラ♭シドシラ♭ ラシドレミ」と弾く。
この左手「ラ♭ シ ド シ ラ♭」の指の動かし方にコツがいる。ここが滑らかに弾けないと、曲自体が持つ「うねうねとした旋律」がうまく表現できない。
この左手「ラ♭シドシラ♭」の動きをピアノの先生に弾き方を直接教えて頂いた。
そうしたら、無駄な力がかかることなく滑らかに弾けるようになった。
やはり、ピアノレッスンというのは動画を見て真似るだけでは不十分だ。
ピアノというのは先生に直接教わらないと理解できないことが多々ある。
この「アラベスク」の左手の「ラ♭ シ ド シ ラ♭」、しばらく「アラベスク」を弾いていなかったら弾けなくなってしまった。
使わないと指が動かなくなる~ここが大人ピアノのつらいところだ。
でも、「アラベスク」の左手の「ラ♭ シ ド シ ラ♭」を何日か練習したら弾けるようになった。
しばらくの間、指の運動の一環として練習のときに「アラベスク」を弾こうと思う。
「アラベスク」という曲、弾いていると不思議と童心に帰ってウキウキするのが不思議だ。弾いていると、こどもに戻った気分になる。こどもたちに大人気なのもそのせいなのだろう。