黒田清子さんのホロスコープを読んでみた
小室圭・小室眞子両氏の一連のご結婚騒動に絡み、皇室廃止論まで噴出している。
在りし日の皇室の姿とはかけ離れている。
高島屋提供の「皇室アルバム」を毎週楽しみにしていた私。
昭和の時代の皇室ご一家がふと懐かしくなる。
今日は、憧れの黒田清子さんのホロスコープを読んでみた。
黒田清子さんのネイタル・チャート
黒田清子さん
生年月日:1969年4月18日午後8時36分
出生地:東京都
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5室の太陽(牡羊座)
黒田清子さんは牡羊座の生まれ。
5室牡羊座に太陽が入っている。
5室は恋愛や創作活動を現わす部屋。
5室に太陽・土星・金星が入っている。
「その人の本質を表す」太陽と「愛の星」金星が5室にある。
黒田清子さんは外見は落ち着いた印象だけれど、実際はロマンチストな人かもしれない。
太陽・土星がタイトな「合」
太陽と土星がほぼ0°で重なるタイトな合(コンジャンクション)(以下の図:赤丸印)。
太陽・土星のタイトな「合」は「天皇陛下(現在は上皇陛下)の娘」という重責を意味するのだろう。
ただ、後述するように、太陽・土星によってもたらされた重責は決して悪いことだけではなく、黒田さんに思慮深さというプラスの面をもたらしたのだろう。
1室海王星が、10室木星・天王星・冥王星とセクスタイル(60°)
1室海王星が、10室の木星・天王星・冥王星の3天体とセクスタイル(60°)を形成。
黒田清子さんの場合、10室に最も多くの天体が集まっている。
10室は社会的な立場を示すハウス。
10室の木星は社会的な成功を意味する。
10室の天王星はスピリチュアルへの親和性を表し、10室の冥王星はカリスマ性を表す。
まさに「伊勢神宮祭主」の黒田清子さんそのものだ。
海王星がアセンダント蠍座と「合」
黒田清子さんのネイタル・チャートのアセンダントは蠍座。
このアセンダントに海王星がほぼピッタリ載っている(黄色丸印)。
太陽・土星がほぼ0°のタイトな「合」であるのに加えて、海王星がアセンダントとほぼ0°の「合」。
このあたりが天皇陛下の娘たる所以だろうか。
海王星がアセンダント蠍座と合なのでスピリチュアルな素質が有る。
伊勢神宮の祭主である黒田清子さんにはピッタリの配置だ。
太陽・土星を頂点として、海王星&木星・冥王星・天王星が二等辺三角形(ヨード)を形成
黒田清子さんのネイタル・チャートで特徴的なのが、太陽・土星を頂点として、海王星(60°)&木星・冥王星・天王星(60°)の二等辺三角形(ヨード)が形成されている点だ。
ヨード(Yod)とは
ヨードというのは下記の図において、赤丸印・青丸印・黄色丸印の天体で構成される赤い二等辺三角形である。
ヨードは「神の手」や「神の指」ともいわれている。
ヨードの解釈は人によって異なるようだ。
好意的な解釈もあるし、否定的な解釈もある。
解釈が分かれるのは、ヨードは2つの150°(「インコンジャンクト」ないしは「クインカンクス」とよばれている)の組み合わせからなる反面、二等辺三角形の底辺の頂点の2の天体はセクスタイル(60°)をとるからだろう。
ただ、ヨードでは、底辺の2つの天体(セクスタイルを構成)が頂点の天体を拘束することで、頂点の天体がより強い力を発揮するのは間違いないようだ。
ヨードを持つ人の代表例
ヨードを持つ人の代表例としてフィギュアスケートの浅田真央選手がいる。
浅田真央選手が国民から愛され天才的な才能を持っているのは、このヨードの影響を受けているからだろう。
黒田清子さんの場合
黒田清子さんの場合、ヨードを構成する頂点(5室の太陽・土星)が、底辺(10室の木星・天王星・冥王星と1室の海王星)によって拘束されることで、より強い力を発揮している。
天皇の娘として
黒田清子さんは、ヨードの頂点である太陽と土星が合=「天皇陛下の娘」というとてつもない重圧を、ヨードの底辺を構成する木星・天王星・海王星・冥王星の各天体から影響を受けて得られた多角的なものの見方によって、ご自分の中で上手く昇華して調整していらしたのだろう。
紀宮さま・皇族として最後のお誕生日の回答【平成17年】に示したように、替わりがいないお立場である天皇陛下(現:上皇陛下)の重圧やご公務に対する真摯な姿勢を間近でみていらした黒田清子さんは、皇室があるべき姿を多面的に理解されていたように思う。
また「天皇陛下・皇后陛下が自らの立場を全うすることの重圧感」を目の当たりにして、天皇陛下・皇后陛下の重圧を娘として和らげる役割を果たしてこられたと思う。
同世代の代表として
黒田清子さんの場合、ヨードを形成する天体のうち太陽以外の天体(木星・土星・天王星・海王星・冥王星)はすべて、太陽から遠い外惑星なので動きが遅い。
言い換えると、黒田清子さんと同じ時期に生まれた方々は皆、太陽を除く木星・土星・天王星・海王星・冥王星について黒田清子さんと同じ配置=「頂点が土星・底辺が木星・天王星・海王星・冥王星から構成されるヨード」を持っている。
その配置を持つ人々のなかで、太陽が土星とピタリと重なる時期にお生まれになったのが黒田清子さんなのだ。
要するに、黒田清子さんは同世代を代表する人といえる。
わたしたち同世代が黒田清子さんに憧れと敬意を持つのはそのせいなのだろう。
6室の月が牡牛座
黒田清子さんのネイタル・チャートの月は牡牛座にある。
黒田清子さんの落ち着いて穏やかな雰囲気は、牡牛座の月によるものだろう。
月がある6室は労働や奉仕を現わすハウスだ。
人に奉仕するお仕事に向いている。
ご結婚前の皇族としての活動やご結婚後の祭主としての活動も、この6室月による影響を受けているのだろう。
6室月が、10室冥王星とトライン(120°)
6室の月が、10室の冥王星とトライン(120°)を形成。
月と冥王星のトラインは、子供の頃自由に生きられなかったことや類まれなる直観力を持っていることを示す。
いずれにせよ、冥王星の直観力は、黒田清子さんの皇族(以前)や祭主(現在)としての活動に活かされているはずだ。
火星・金星がトライン(120°)
射手座火星・牡羊座金星のトラインは、闘争心を表す男性的な火星と、愛情を表す女性的な金星との間で調和をとる。
黒田清子さんはバランスがとれた性格であると読み取れる。
ハードアスペクト(90°や180°)がない
黒田清子さんのネイタル・チャートはソフトアスペクト(60°や120°)が中心で、ハードアスペクト(90°や180°)がない。
黒田清子さんは「皇族として生まれた自分」を受け入れたうえで、折り合いをつけて生きてこられたと思われる。
最後に
以上、素人の星読みが黒田清子さんのホロスコープを読んでみた。
わたしの世代の憧れ・お手本の黒田清子さん。
降嫁後は穏やかな生活を送っていらっしゃるのだろうか。
黒田清子さんの伊勢神宮祭主としてのご活躍を末永くお祈り申し上げる。