秋篠宮皇嗣殿下のホロスコープを読んでみた

幼少時のご称号「礼宮」にちなんで幼少時は「アーヤ」と呼ばれていた秋篠宮皇嗣殿下。

「ナルチャン」と呼ばれた天皇陛下と「サーヤ」と呼ばれた紀宮さま(黒田清子さん)との仲睦まじいご様子が、皇室アルバムでよく放映されていたことを思い出す。

今日は、今月末(11月30日)に誕生日を迎えられる秋篠宮皇嗣殿下のホロスコープを読んでみた。

 

秋篠宮皇嗣殿下のネイタル・チャート

秋篠宮皇嗣殿下
生年月日:1965年11月30日午前0時22分
出生地:東京都


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天頂(10室)にある木星

秋篠宮皇嗣殿下のネイタル・チャートでまず目につくのが、天頂付近(10室)にある木星だ(下図の緑色の丸印)

木星が上半分にひとつだけ、ポツンと浮かんでいる。

一方、残りの天体は下半分に存在する。

天体が下半分に集中している人は、社会的な活動の充実よりもプライベートの充実を求めるタイプとのこと。

10室の木星は「仕事は成功するが、本人の意思とは関係なく仕事がどんどん舞い込む」ことを示唆する。

秋篠宮皇嗣殿下が皇族として生まれ成長していくなかで、皇族としての自覚が芽生えていったはずだ。

けれども、将来の天皇陛下(悠仁さま)を育てるという重責までは、秋篠宮皇嗣殿下は予期していなかったのかもしれない。

 

3室の太陽(いて座)

秋篠宮後嗣殿下はいて座の生まれ。

射手座太陽の人は活発で好奇心旺盛、コミュニケーション能力が高い。その反面、束縛を嫌う傾向がある。

射手座太陽は3室にあり、3室には太陽・水星・海王星の3つの惑星が入っている(下図の赤い丸印)

3室意思疎通・コミュニケーション・兄弟を示す部屋である。

 

水星

コミュニケーションを司る水星は、コミュニケーションの部屋である3室と相性が良い。

若い頃から自分の意見をはっきりと表明してきた秋篠宮後嗣殿下そのものを表しているといえよう。

3室水星はICと合。知的好奇心が旺盛で専門分野に精通していることを示す。小さい頃から生き物が好きで、若い頃はナマズの研究で知られた秋篠宮皇嗣殿下の気質が表れている。

 

海王星

3室の海王星は、直観的に感じたことを言語化する能力を示している。

「その人の本質を表す」太陽・「コミュニケーションの星」水星・「イメージ化の能力を示す」海王星が3室にあることから、秋篠宮後嗣殿下は感じたことをイメージとして捉えて発信する能力が高い方だろう。

 

3室の太陽と水星が意味するもの

また、3室が「兄弟」を示すことから、3室に太陽と水星が入っていることで「兄弟である天皇陛下との協力」を示唆していると思われる。

現行の法律に基づいて悠仁さまが将来皇位を継承するにあたり、色々なことを悠仁さまにきちんと引き継いて頂くためには、天皇陛下と秋篠宮皇嗣殿下との間での前もっての協力が不可欠だからだ。

 

 

天王星と冥王星:アセンダントとタイトな「合」

天王星・冥王星がASC(おとめ座)とほぼ0°で重なるタイトな合(コンジャンクション)がある(下図の赤い丸印)。

アセンダントは生来の体質を示すといわれている。

秋篠宮後嗣殿下が長身ですらっとしていて色白なのは、アセンダント乙女座の影響であろう。

また、天王星とアセンダントが合から、自由人・個人主義者でカウンターカルチャーな性格が伺える。

また、冥王星とアセンダントが合から、カリスマ性・神秘性があることが伺える。皇室向き

冥王星・アセンダント合の人は、幼い頃に年上の祖父母や年配の方と過ごした影響が人生にずっと残っていく傾向があるそうだ。

年上の祖父母というと昭和天皇・香淳皇后であり、年配の方というと浜尾侍従が思いつくが、秋篠宮後嗣殿下はこれらの方々の影響を受けていらっしゃるのだろう。

昭和天皇・香淳皇后にまつわる思い出や、上皇陛下・上皇后陛下がご公務に就かれる様子を間近で見ていてどう感じたのか、お誕生日会見などで天皇陛下や秋篠宮後嗣殿下からお話を頂けると個人的には嬉しいのだが。

 

3室太陽と5室土星のスクエア(90°)を含む5つのスクエア

秋篠宮後嗣殿下のネイタルチャートには、3室太陽と5室土星とのスクエアをはじめとする5つのスクエア(90°)がある(下図の赤い丸印・赤い直線)

5つのスクエアとは、

・太陽と土星のスクエア

・冥王星と水星のスクエア

・天王星と水星のスクエア

・海王星と月のスクエア

・水星と土星のスクエア

である。

海王星・天王星・冥王星という外惑星や土星など、重めの星がスクエアを構成しているのが秋篠宮後嗣殿下のネイタル・チャートの特徴だ。

太陽と土星のスクエアをはじめとする5つのスクエアは、天皇家に生まれたことから生じる様々な葛藤を示しているように思える。

 

ソフトアスペクト(60°・120°)が、ハードアスペクト(0°・90°)の緊張を緩和

秋篠宮後嗣殿下のネイタル・チャートではスクエア(90°)が5つある。

その一方で、ソフトアスペクト(60°・120°)も7つ存在する(下図の青い丸印・青い直線)

7つのソフトアスペクトは、ハードアスペクトと無関係に存在しているわけではない。

7つのソフトアスペクトはすべて、ハードアスペクト(冥王星・天王星のコンジャンクション・5つのスクエアに関わる惑星で構成されている。

つまり、7つのソフトアスペクトによって、コンジャンクションと5つのスクエアの緊張を緩和しているのが特徴的だ。

 

3室の水星・4室の金星・5室の月

ハードアスペクトがもたらす緊張の調整・緩和にひと役買っているのが、3室の「水星」・4室の「金星」・5室の「月」だ。

3室の水星は上述の通り、コミュニケーション能力の高さを示す。

4室の金星は暖かい家庭・母親との関係を表す。母親である上皇后陛下との関係は良好で、温かい家庭に育ったことを示唆している。

5室の月は良い恋愛運と子宝運を表す。秋篠宮殿下と紀子妃とは恋愛結婚による結婚だったのは言うまでもない。

 

ソフトアスペクトが小三角を形成

そのなかでも、冥王星&天王星・金星・海王星で小三角(2つのセクスタイルとトラインで構成される二等辺三角形)が形成されている。

アセンダント上での冥王星・天王星「合」という緊張を金星が緩和しているのだろう。

 

天王星・冥王星・アセンダントと月がクインカンクス(150°)を形成

あまり目立たないが、天王星・冥王星・アセンダントと月がタイトなクインカンクス(150°)を形成する(下図の緑丸印)。

冥王星・天王星と月とのクインカンクスは、「冥王星が月に対して厳しい訓練を強いる。幼少期に徹底的に何かに取り組んだ可能性がある。「天王星が月(私生活の在り方)に対して特異性を与える」とのこと。

上皇陛下(当時は皇太子)や浜尾侍従または学校で幼少時に厳しく躾けられたことを示唆しているのだろうか。

 

最後に

以上、素人の星読みが秋篠宮後嗣殿下のホロスコープを読んでみた。

秋篠宮皇嗣殿下のネイタル・チャートの天頂にある10室の木星が「皇嗣としての立場」を象徴しているように思える。

現在、皇室にとって一番の課題は「皇室への信頼をどう取り戻すか」ということだ。

秋篠宮皇嗣殿下が、3室太陽・水星で示される「兄・天皇陛下との協力」によって、5室の月で示される「紀子妃殿下のサポート」を受けながら、冥王星・天王星アセンダント合の「開拓精神・カリスマ性・粘り腰」を発揮して、ひとつひとつの問題に丁寧に対応されることを願ってやまない。

 

 

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